早くも西日本で梅雨が明けました。大阪で梅雨が6月中に明けるのは史上初だそうです。夏本番がやってきます。
今朝の保育園への登園は大変でした。やや風はあったのですが、照りつける太陽とジメッとした空気がまとわりつき、保育園に到着する頃には親も子も少し疲れてしまいました。
登園した子供はクーラーや扇風機の風が当たる場所へ直行し、持参した水筒から冷たいお茶を勢いよく飲んでいました。
保育室には汗だくで気分が悪そうな子もいました。暑さの為、登園する途中に体調を崩してしまったのかもしれません。
これからは「保育所等や学校への登校園・登下校中における熱中症対策」が極めて重要になります。
直射日光を避け、水分補給を行うのが基本的な対策です。
是非とも実践して欲しいのは「登園路・通学路の見直し」です。
通学路を指定されている小学校等では難しいかもしれませんが、保育所等や中学校では通行する道路を選択できる余地があります。
我が家は「多少遠回りとなっても、極力日陰が多い道」を選んで登園しています。直射日光が照らす道と比べ、疲労具合が全く違います。
今シーズンからは「氷のう」を使っています。冷たい氷を持ち運べ、子供の首筋や脇の下を冷やすのに活用しています。子供にも好評です。
個人差はあるでしょうが、夏場の暑さで最も堪えるのは「直射日光」です。これを避けるには、日陰を歩いたり日傘を利用するのが効果的です。
同じ保育園の様子を見ていると、日向も日陰も意識せずに登降園している方が少なくありません。保護者は平気かもしれませんが、顔を赤くしている子供がどうしても気になってしまいます。自転車登園も同じです。
自宅と保育所等との位置関係によりますが、より日陰が多い道を選択できるケースは少なくないと思います。朝は道路の南側や東側(南東からの日射しが遮られる)、夕方は道路の北側や西側を選んで歩くだけでも疲労度は大きく変わります。
学校は熱中症対策グッズの使用については意外なほど大らかです。中学校では清涼飲料水や塩タブレットの持ち込みすら認められています。その一方、炎天下の運動場で朝礼を行うのは理解し難いです。
7月からは最高気温が35度超える日が続くでしょう。今よりも暑さが更に酷くなります。早めに暑さ対策を行い、最高気温が40度に迫る「酷暑」に備えて下さい。