新年度が始まって1か月余りが、そして鬼門であるGWも過ぎました。入園・進級して所属した保育所等や新クラスにも徐々に慣れてきた頃だと思います。
保護者目線では4月からの1か月は保育所等が最も落ち着かない時期だと感じています。0歳児や1歳児クラスからは泣き声が絶えません。3歳児や4歳児クラスでも、新しい環境に馴染めない園児が親の手を放さない姿を見かけます。
保育所等へ登園する準備も大変です。進級に伴い、保育所等へ持参する持ち物が大きく変わります。持っていくべき物を忘れたり(よくコップを忘れます)、不要な物を持っていく(着替えの枚数が多すぎる)のはしばしばです。
特に大変なのは4月に入園し、かつ当月中に復職する保護者です。慣らし保育と復職準備を同時に進めなければなりません。慣れない環境に子供は体調を崩す事が少なくありません。やっと夕方まで登園できると思った矢先に、「発熱しました」という連絡に気落ちします。
復職後は更に大変です。保育所等からのお迎え連絡はいつ掛かってくるかは予測できず、仕事を切り上げてお迎えへ行く度に申し訳なさが募ります。
GWも鬼門でした。帰省や旅行等で体調を崩す園児もいます。体調不良が長引いているのか、今日の保育園も登園している園児がGW前よりやや少なく感じました。保育所等ではあまり聞きませんが、小中学校ではGW後に不登校が急増します。
4月の喧噪が終わり、ようやく新年度が本格的に動き始めます。
5月の保育所等にて起こりやすいトラブルは「ケガ」です。園庭の有無等によって違いはありますが、5月は屋外で身体で動かしやすい時期です。10年ほど前までは6月でも外遊びが出来たのですが、酷暑が深刻化・早期化したここ数年は難しいです。
保育所等も外遊びする時間を積極的に作ろうとします。子供も楽しく遊びます。結果として転倒や衝突等によるケガが増えてしまいます。
その度に先生方は「申し訳ありません」と謝って下さるのですが、「外遊びにケガは付きものです。重大なケガはないように見守りをお願いします。」とお伝えしています。
6月以降は暑い日か雨の日が続きます。週末に屋外でたくさん遊べるのは5月末までです。