連日の暑さに慣れるどころか、すっかり参っています。屋外に出る度に体温が上がり、冷えるまで思う様に身体が動きません。体力を消耗しているのを実感しています。大人ほどではありませんが、ベビーカーに乗っている子供も暑そうです。

外出時は日傘を欠かさず利用してるのですが、それでも顔や身体が熱いと感じる事が増えてきました。原因は直射日光や気温の高さではなく、足下にありました。アスファルトの熱や照り返しです。

試しにアスファルトを素手で触ってみると、途端に手を引っ込めてしまうぐらいの熱さでした。またアスファルトによって照り返された日光を眩しく感じます。いくら日傘で直射日光を遮っても、下からやってくる熱や光には無防備です。

いろいろと対策を考えたところ、試しに殆どが日陰というコースを辿って自宅から保育園まで移動してみました。普段の順路より移動距離は3割近く増加します。

すると明らかに熱さが和らぎました。負担感が全く違います。3割ほど長く歩くのはやや疲れますが、それ以上に身体が楽になると実感しました。これほどの効果があるとは考えもしませんでした。

真夏の直射日光を避けるには日傘が最適ですが、大阪の熱さに対しては力不足です。アスファルトの熱や照り返しを防ぐには、「日陰を歩く」のが一番です。

できれば短時間だけ日陰になるのでなく、長い時間に渡って日陰のままという場所を歩いた方が効果が大きいです。朝方したら道路南側や東側に大きなビルやマンションが建ち並ぶ道が最適でしょう。

少しの工夫で体感温度は大きく下げられます。朝夕に暑さに苦しんでいるのでしたら、登園・通勤コースを見直してみて下さい。