年末年始はあっという間に過ぎていきました。
我が家がお世話になっている保育園は、早くも1月4日から開園しています。但し、この日に登園したのは「両親が共に出勤する等、家庭で保育できない児童」のみでした。12月中に利用者を募って確定させ、保育に必要な最小限の保育士のみが出勤しています。
利用者は多くありません。園長先生に訊ねたら「殆どいない、数人ぐらい。」と話していました。開ける保育室は2部屋(0-2歳児で1部屋、3-5歳児で1部屋だけでしょう。給食もありません(弁当持参)。
今日1月6日から通常通りの保育を行っています。まだ帰省中だったり学校が始まっていない為か、保育園はまだ閑散としていました。登園している園児は普段の半数程度でした。
大阪市内の多くの小中学校は1月8日に始業式が行われます(9日に行う学校もある)。学校からの宿題は控えめでした。年内に7割程度まで片付けていたのですが、積み残った3割を2日で終わらせる事への絶望感に打ちひしがれています。
数年前と比べると、小学校からの宿題は明らかに減りました。数年前までは冬休みに書き初めやお絵かきの宿題があったのですが、小学生の子供は「ない。希望者のみが出す。」と話していました。
不安なのは中学校でした。読書感想文や絵画等が出題されたら「他にすべき事が山積みなのに、常軌を逸する。」として提出拒否も辞さない構えでしたが、そうした宿題はなかったそうです。胸を撫で下ろしました。
小学校とは異なり、お世話になっている中学校は各教科担任がそれぞれの判断で宿題を設定しているそうです。全体としてのボリュームが過大となったり、科目間のバランスが崩れてしまうのが常態化しています。学校・学年として統制・調整できていません。
子供達は未だ未だ正月気分が抜けていません。9連休終了(5日)から始業式(8日)までの期間が短すぎます。始業式後もしばらくはぼんやりした様子が続きそうです。
2025年はどんな1年になるのでしょうか。我が家は物価高(特に教育費・食費・住居費)に苦しむ1年になるでしょう。
中学校までの教育費は親がイニシアチブを取れます。しかし、高校以降は子供本人の能力・やる気・志向に大きく左右されます。必要最小限を超える教育費は本人に負担させる意向です。一人っ子世帯とは違い、多子世帯は1人当たりの教育費は厳しく制約されます。
食費も大変です。毎月のクレジットカード請求額の内、食料品スーパーで支払いが大半を占めています。コロナ禍前までは1回当たりの購入金額が3000円を超える機会は滅多になかったのですが、最近は頻繁に生じています。食べる量が増えたのに加え、1品毎の金額も激しく値上がりしています。
物価高への抵抗力が最も弱いのは、稼得能力がない人間を多く抱えている子育て世帯です。おまけに賃上げ話も蚊帳の外です。先行きが暗い時代での子育ては本当に難しい、と実感しています。