大阪市立学校園における感染者や臨時休業に掛かる発表は、土日は行われませんでした。

土日は学校へは電話が繋がらず、コロナに関する家庭からの連絡は寄せられません。土日で積み上がった連絡が月曜日に学校へ集中するので、月曜夜の発表が心配になります。

大阪府立学校は16校で感染者が新たに確認され、臨時休校を行うと発表されました。

https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html

同時に複数人の感染が発表されたり、「○日からの臨時休業を引き続き実施」と書かれている学校は、校内感染の疑いが持たれます。

児童施設や学校でのクラスターが急増しています。8月後半の2週間だけで17児童関連施設・3中学校・6高校でクラスターが発生しています。

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/35718/00391912/0902.pdf

特に心配なのは学童保育が放課後デイサービスです。保育所や認定こども園より数が少なくて規模も小さいにも関わらず、計6施設でクラスターが発生しました。

これらの施設は保育所等より職員の人数が少なく、目が行き届かない場面があります。放課後デイサービスではマスク着用を徹底できない場面もあるでしょう。

いきいきからは「利用自粛のお願い」という連絡がありました。今は止むに止まれぬ場合だけ利用する様にしています。

本来のいきいき教室以外の教室等を使ってソーシャルディスタンスを確保しようとしていますが、指導員の方は「児童が少ない方が感染対策を講じやすい。寂しいけど、今は我慢する時期です。」と話していました。

大阪での緊急事態宣言は9月末まで延長される見通しですね。しかし、その頃まで感染者が基準(概ね1日300人前後)を下回るとは考えにくいです。更に延長する可能性が高いと診ています。

秋の学校・保育所行事は昨年以上に行いにくいかもしれません。身勝手な大人の行動の犠牲者が子どもです。昼間から密室でカラオケや飲酒に講じている店を見かける度に、外から水でも掛けたくなります(ダメです)。