ようやく秋の気配が漂ってきました。このまま涼しくなって欲しいですね。

学校も保育所の秋の行事が本格化しそうです。

お世話になっている学校や保育所では、例年とは内容等が大きく異なりますが、予定通りに運動会を開催すべく準備が行われています。

大きく異なるのは「来場者の制限」ですね。

昨年までは別居親族・近隣住民・来賓・卒業した子供達等、様々な方々が運動会を見に来ていました。

しかし、今年は大幅に制限されます。学校や保育所も「同居親族に限る」としています。観客は大幅に絞り混まれます。

観客が多いと感染者が入り込む可能性が高まり、密も発生しやすくなります。

また、近隣住民・来賓・別居親族は高齢者が多く、万が一にも運動会やその前後で感染してしまうと重症化するリスクが高いです。

同居の高齢者(祖父母)をどうするかという議論があったそうですが、同居親族はリスクを共有しているので制限しなかったそうです。

これにより、来賓・卒業児等が参加するプログラムも省略される事となりました。

プログラムも変更されています。向かい合って密になり得る種目を外し、ソーシャルディスタンスを保ちやすい演目に変更したそうです。

多くの子供が集まる学校や保育所では自然と「密」が形成されますが、運動会の準備で敢えて「密」を作り出す必要はありませんね。

例年ほどの準備時間も確保できないので、子供の演目も減るそうです。学校は授業時間がやはり厳しく、宿題も多めです。

学校も保育所も「運動会でコロナ感染者やクラスターを発生させるわけにはいかない」という強い気持ちが共通していると感じています。

日々の生活以上に気を遣い、過剰とも思えるほどの準備を行うそうです。

一方、子供は「大変そうだから止めれば良いのに」と話していました。一理ある指摘です。

来年以降の行事も縮小へ?

運動会に限らず、今後は学校・保育所・幼稚園等での行事がダウンサイジングされていきそうですね。

年を追う毎に増えて教員や児童の負担となっていた行事に対し、必要性等に応じて見直す動きが出ていくでしょう。

必要性が低い行事や時代遅れの行事はこれを機に廃止される物もあるでしょう。

実はコロナ禍で地域行事の殆どが無くなりました。準備や片付けが大変な行事も多かったので、無くなった今年は楽です。

(ここだけの話:特に苦手な町会関係に気を遣わなくて済むのが本当にありがたいです。)

保護者も年々忙しくなっているので、歓迎したい動きです。