第50回衆議院議員総選挙(衆院選2024)が公示されました。投開票日は10月27日(日)です。大阪市内ではまだ「投票のお知らせ」等は届いてませんが、区役所等にて期日前投票が可能です。
急な選挙だったので、様々な地域行事等に影響が出ています。学校や町内会等が関係する地域行事は大半が延期されています。学校施設が使えず、町内会の主要メンバーは投票所の立会人等を務めている為でしょう。運動会と重ならなかったのが不幸中の幸いです。
「国会は遠い存在だ」と感じている方もいるでしょうが、立法や予算等を司る国会は日常生活にも大きな影響を及ぼしています。典型的なのは子育て支援でしょう。方針を打ち出したのは政府ですが、礎となる法律案や予算案を審議して成立させたのは国会です。誰が国会議員となり、どういった政党が国会で一定数を占めるかにより、日々の生活は水面下で大きな影響を受けます。
当ウェブサイトでは筒底の政党や候補者等を指示・支援等は行っていません。但し、投票所にて候補者や政党へ票を投じる事を強く推奨しています。多くの子育て世代が投票する事により、「子育て世代の意見を軽視・無視すると、選挙で票が集まらない。落選する。」という危機感を候補者や政党が抱いて欲しいのです。
平成末期の頃まで子育て支援が軽視されていたのは、高齢者等に比べて子育て世代の人口や投票率が相対的に小さく、高齢者にとって耳障りの良い主張を行う事が得票数に繋がっていた一面があったのでしょう。今もそうした傾向は続いています。投票所へ足を運んだ子育て世代が多い多ければ多いほど、国会や政府は子育て世代の意見に耳を傾けようとします。
3年前の2021年10月に行われた総選挙における大阪市内の年代別投票率が掲載されています。70代は71.19%と高いのですが、20代は33.60%、30代は45.72%、40代は55.28%に留まっています。
今まで全く気づかなかったのですが、大阪市内の年代別有権者が最も多いのは40代でした。次いで50代、30代と続きます。しかし、投票数が最も多いのは50代、次が70代となっています。20代の投票数は50代や70代の約半分しかありませんでした。
立候補している候補者や政党等は、それぞれのウェブサイトや報道機関が作成しているウェブサイトに詳しく掲載されています。私は下記のサイトを見る事が多いです。
・衆議院選挙2024特設サイト(NHK)
・第50回衆議院議員総選挙(衆院選2024)(選挙ドットコム)
・ボートマッチ 政策・政党マッチング(朝日新聞)
また、セイジドウラク(TBSラジオポッドキャスト/Youtube等で配信)では21日(月)昼頃から全小選挙区に関する総ざらえ情報を配信する予定だそうです(アーカイブ配信もあり)。ポッドキャスト番組は家事との相性が良く、イヤホンで聴き流している時間が多いです。
子育て世帯の方は、ぜひお子さんも投票所へ連れて行って下さい。法改正によって18歳未満の子供も投票所へ入れる様になっています。
国民にとって選挙は最大の意思表示です。国権の最高機関たる国会を構成する国会議員を選べる貴重な機会です。忘れずに権利を行使しましょう。