(8/13 19時半追記)

JR西日本は8月15日に計画運休を行う路線を発表しました。

【京阪神地区】台風 お知らせ

台風7号の接近に伴い、明後日(8月15日)京阪神地区の一部線区では大雨・強風が見込まれるため、以下の線区で運転を取り止めます。

【始発列車から終日運転を取り止める線区・区間】
●北陸線:近江塩津駅~長浜駅間
●琵琶湖線:長浜駅~京都駅間
●JR神戸線:西明石駅~姫路駅間
●山陽線:姫路駅~上郡駅間
●赤穂線:相生駅~播州赤穂駅
●湖西線:京都駅~近江塩津駅間
●草津線:柘植駅~草津駅間
●奈良線:京都駅~奈良駅間
●学研都市線:木津駅~松井山手駅間
●大和路線:加茂駅~JR難波駅間
●おおさか東線:大阪駅~久宝寺駅間
●万葉まほろば線:奈良線~高田駅間
●和歌山線:王寺駅~五条駅間
●関西線:亀山駅~加茂駅間
●阪和線:天王寺駅~和歌山駅間
●羽衣線:鳳駅~東羽衣駅間
●関西空港線:日根野駅~関西空港駅間

https://trafficinfo.westjr.co.jp/kinki.html

(8/13 19時追記)
8月15日に東海道新幹線は新大阪~名古屋で計画運休を行うと共に、名古屋~東京間は大幅に運転本数を減らすと発表しました。

◆東海道新幹線の運転計画
台風7号接近に伴う影響で、沿線での大雨・強風が予想されており、8月15日始発から最終列車にかけて、名古屋駅~新大阪駅間で運転を取りやめ、東京駅~名古屋駅間で大幅に本数を減らして普通車全車自由席にて運転(※)します。
https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html

(8/13 18時追記)
台風が近づいてきました。予想進路が若干西偏しました。

気象庁の予想によると、15日未明に和歌山県潮岬に上陸してそのまま北北西へ向かい、15日15時頃には兵庫県明石市付近に達する見通しです。

米軍の予想によると、同じく15日未明に潮岬付近に上陸、そして15日15時頃には兵庫県尼崎市付近に達する見通しです。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif

気象庁・米軍はいずれも潮岬に上陸後、兵庫県阪神地域へ向かうとしています。つまり、15日は京阪神地域で台風が猛威を奮います。

ただ、台風の勢力はやや衰えています。気象庁は15日15時頃の中心気圧は980ヘクトパスカルと予想しています。米軍が予想する最大風速も徐々に減っています。

鉄道が計画運休を行う範囲と期間はまだ流動的です。運休するエリアをどこまで絞り込めるか、直前まで調整等が行われるでしょう。

(8/12 14時追記)
台風の進路が概ね固まりました。

気象庁は15日朝に三重県南部に上陸するする可能性が高いとしています。


https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/31.185/141.273/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon

米軍もほぼ同様です。15日朝9時頃に三重県南部から中部に上陸するコースを予想しています。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif

このコースを辿った場合、雨風が特に強くなるのは三重県・滋賀県・京都府・福井県です。

交通網が大きく乱れる可能性が高いのは15日、地域は東海・近畿地方です。東海道新幹線は13日の計画運休は見送り、14日~16日に掛けて実施する可能性を表明しました。15日は全線、もしくは新大阪から名古屋で止まってしまうかもしれません。

台風7号接近に伴う東海道・山陽新幹線の運転計画(8月12日13時15分更新)

東海道新幹線は、台風7号接近に伴う影響で、沿線での大雨・強風が予想されており、14日から16日の間の一定期間で、全線にわたり計画運休や長時間にわたる運転見合わせ等が発生する可能性があります。この期間を避けた行程への変更をご検討ください。(台風の進路変更により、13日は計画運休は実施しませんが、急きょの運転見合わせ等が発生する可能性があります。)

東海道新幹線で計画運休の可能性がある期間の前後は、自由席は大変な混雑が予想されます。可能な限り指定席を確保したうえでご来駅、ご移動いただくことをお勧めいたします。ただし、指定席についても日時により既に多くのご予約をいただいており、特に8月13日の指定席への変更はお受けできない場合があります。

https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html

JR西日本も同様です。特に関西と北陸を結ぶサンダーバードは運休必至でしょう。

JR西日本「14~16日に計画運休の可能性」 台風7号接近、近畿エリア対象
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0c24ee10d59be13895ef9e2ab61f27e583aef49

帰省や旅行に出掛けている方は、できるだけ14日の内に戻る様にして下さい。恐らく15日は西日本と東日本の行き来が大幅に遮断されます。

(8/11 17時追記)
米軍発表も更に西偏しました。15日未明に紀伊半島に上陸、15日12時頃に大津市を直撃するコースです。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif

このコースの場合、14日夜から近畿地方・東海地方の交通網は大きな影響を受けます。15日は全面的な計画運休が行われるでしょう。

気象庁と米軍の予報するコースは概ね一致しました。大きな違いは速度です。1日の違いがあります。

心配なのは更に西に逸れ、紀淡海峡や大阪湾を北上するケースです。淡路島や京阪地域に直接上陸する事となり、2018年台風21号の様に甚大な被害をもたらしかねません。

(8/11 16時追記)
気象庁によると台風の予想進路が更に西に逸れ、速度が低下しています。16日早朝に紀伊半島へ上陸する進路を示しています。


https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/33.189/137.455/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon

強い太平洋高気圧に行く手を遮られているのでしょうか。このコース等を辿った場合、交通機関に影響が生じるのは15日夕方以降となりそうです。

ここ数日はいずれの予測でも台風の予想進路が西へズレています。紀淡海峡や四国へと西偏する可能性もあります。

まだまだ予報円が非常に大きいので、今後も進路が変わる可能性が高いです。ご注意下さい。

(8/11追記)
台風の速度が若干ゆっくりに、そして進路が西偏しています。

まずは気象庁です。台風の中心は15日9時に熊野灘沖、そして15日夜に伊勢湾から上陸するコースが中心にあります。


https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/32.044/139.563/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon

次は米軍合同台風警報センター(JTWC)です。15日9時に遠州灘、昼過ぎに浜名湖付近に上陸する予想です。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif

最後はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)です。15日9時に熊野灘、15日夕方に三河湾に上陸するコースを辿っています。


https://www.windy.com/?2023081509,34.972,137.077,9

これらをまとめると、14日(月)夜から関東・東海・関西・四国地方に大きな影響が出ると考えられます。

東海道新幹線などの公共交通機関が計画運休・欠航する可能性が高いのは15日でしょう。断定的なことは言えませんが、14日は何とか終日動きそうです。帰省先からは14日までに戻るようにして下さい。

(8/10 15:40追記)
JR東海は東海道新幹線を計画運休・運休する可能性がある旨の発表しました。

台風7号接近に伴う東海道・山陽新幹線の運転計画(8月10日15時30分更新)

東海道新幹線は、台風7号接近に伴う影響で、沿線での大雨・強風が予想されています。このため、台風の進路や勢力次第では、13日から16日の間の一定期間で、計画運休や急きょの運転見合わせ等が発生する可能性があります。

この期間を避けた行程への変更をご検討ください。

なお、東海道新幹線で計画運休の可能性がある期間の前後(12日または17日)は、既に多くのご予約をいただいている時間帯もあり、指定席の変更をお受けできない場合があります。
また、この期間、自由席は大変な混雑が予想されます。可能な限り指定席を確保したうえでご来駅、ご移動いただくことをお勧めいたします。
最新の台風情報や運行状況をご確認のうえ、ご旅行いただきますようお願いいたします。

https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/sp/ja/index.html

当然の内容です。特に14-15日は非常に危険です。もしも乗車予定の列車が運休しても、運行再開後の列車の指定席を取るのは極めて困難でしょう。

東海道新幹線を利用しての帰省は、取りやめるのを強く推奨します。どうしても帰省するのであれば、14-15日は外す様にして下さい。

(8/10更新)
進路をやや西に向けました。遠州灘や伊勢湾から上陸する可能性が出てきました。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

「14~15日は東海道新幹線が動かない」と見越しておくのが無難です。羽田空港や中部国際空港を離発着する便にも大きな支障が出るでしょう。

なお、東海道新幹線の雨量規制は下記の通りです。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042062.pdf

——–
沖縄や九州に大きな被害をもたらした台風6号に続き、今度は台風7号が本州に接近中です。

気象庁の予報によると、14日(月)に房総半島から紀伊半島の間に接近ないし上陸する可能性があります。


https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/29.86/142.745/&typhoon=TC2309&contents=typhoon

米軍合同台風警報センター(JTWC)の予報も同様です。駿河湾を中心とする地域に接近・上陸する可能性を示しています。


https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0723.gif

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報では14日に本州に接近、15日に静岡県付近に上陸するとしています。

つまり8月14日に関東から紀伊半島に接近し、15日は静岡県を中心とした地域に上陸する可能性が考えられます。

子育て世帯としてはこの日程や地域を非常に憂慮しています。お盆の帰省シーズンによるUターンラッシュに完全に重なる為です。しかも交通網の大動脈たる東海道新幹線が通過する地域です。

JR東海は9日12時時点で台風7号に伴う注意や計画運休等を公表していません。しかし、この進路であれば、14日から15日に掛けて東海道新幹線のダイヤが大幅に乱れるのは必至です。唐突な運休・長時間の車内閉じ込め・駅改札の封鎖・帰省先から戻れない子育て世帯の発生が予想されます。

ここ数年、東海道新幹線は簡単に止まります。特に静岡県内は累積雨量や強風による運行規制が入りやすいです。このコース・勢力では、雨量・風力共に制限値を超過する可能性が高いです。

航空機も同様です。羽田空港や中部国際空港を中心に、多くの欠航が予想されます。

東海道新幹線や羽田空港などで航空機を利用して帰省・旅行等を計画している方は、本当に旅立つかを改めて検討して下さい。

もしも私が同じ立場に立たされたら、「14日や15日は東海道新幹線や羽田空港の利用を取りやめる」方向で調整します。大人1人なら何とかなっても、小さな子供と一緒では無理です。