明日8月10日から12日まで3連休、その後はお盆がやってきます。この間にまとまった休みを取得する方が多いと思う反面、南海トラフ巨大地震臨時情報によって予定に影響が出てしまう方もいるでしょう。
毎年、我が家はお盆は極力休む様にしています。いや、休まないと家庭が回らないのです。
お世話になっている保育所はお盆期間(概ね8月13日~15日)を「家庭保育協力日」としています。毎年、7月上旬頃に「家庭保育への協力のお願い」とのプリントが配布され、止むに止まれぬ事情がなければ家庭で保育を行って欲しいとの趣旨の記載があります。。
この期間に保育所へ登園するには、家庭での保育が不可能という文書(両親の出勤スケジュール表や勤務先の証明等)が必要となります。
大阪市は「保育所等の開所日は、日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日及び12月29日から1月3日までの日を除く毎日」としています。日曜日・祝日・年末年始を除いた全ての日を開所する様に求めています。
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000388/388097/tebiki_ho.pdf
保護者の勤務スケジュール等はまちまちです。「保育士が揃って夏休みを取得するので、1週間お休みします」と言われたら、行き詰まってしまう家庭もあるでしょう。全ての保護者や家庭がお盆に休める訳ではありません。
家庭保育への協力はあくまで「お願いベース」での話です。法令上の根拠はありません。むしろお盆休みに保育園が休業すると、自治体から「開所するように」と指導を受けます。
とは言っても、保育士にもプライベートの予定があります。特に子育て中の保育士は預け先の保育園からの家庭保育要請や帰省スケジュール等もあり、「お盆やその前後は休みたい」と考えている方が大勢います。
そもそも保育所等を利用するには「保育を必要とする」のが前提です。たとえば保護者が仕事を休んで自宅で家事をしていても、普段は保育を行ってくれています。が、厳密に解釈すると「保育は必要では無い」という解釈も成り立ちます。
お盆期間は保護者に保育の必要性を具体的に求め、それに応じて保育を行っているものと考えられます。
我が家がお世話になっている保育所では、お盆期間中に登園している園児が全体の1割程度です。0-2歳児で1クラス・3-5歳児で1クラスで運営し、お弁当の持参を求めています。
保育士も必要最低限しか出勤していません。近所に住んでいる独身の保育士ばかりが出勤しており、負担が偏っているのではないかと気になっています。
今年のお盆は南海トラフ巨大地震への注意が必要です。帰省先や旅行先では避難経路を確認し、有意義な時間をお過ごし下さい。