前代未聞です。

川崎市の自宅で認可外保育施設「Lala保育室」を開設している園長が保育室で男と飲酒・泥酔し、翌日に開園できない事態が起きました。

認可外保育施設で園長が酒に酔い開園できず行政指導 川崎

2018年12月27日 17時53分

川崎市の認可外保育施設で、ことし10月、園長が酒に酔って開園できない事態となり、市が施設内に酒やたばこなど乳幼児が誤飲すると危険な物が置かれていたとして、改善を求める行政指導を行っていたことがわかりました。

川崎市によりますと、ことし10月、市内の認可外保育施設に子どもを通わせている保護者から「園長が酒に酔っていて開園されない」と、警察に通報があったということです。

市の担当職員が確認に向かったところ、女性の園長は酔った状態で、自宅を兼ねた施設内には酒のパックや缶、それにたばこなど、乳幼児が誤飲すると危険な物が置かれたままになっていたということです。

国の認可外保育施設の指導監督基準では、児童が出入りする場所に危険物を置かないことなどを求めていて、川崎市は文書で改善を求める行政指導を行いました。

市によりますと、当時、この施設には0歳から4歳までの10人の乳幼児が通っていましたが、問題を受け2人の保護者が退所を決め、4人の保護者は別の保育施設に転園させたということです。

川崎市保育課は「施設の責任者が酔っていたために開園できない事態となったケースは聞いたことがない。園は改善に向けて取り組んでいるが、今後も引き続き指導監督していきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181227/k10011761751000.html

保育園長が泥酔、開園できず 室内には酒缶・たばこ放置

川崎市中原区の認可外保育園で10月、園長が開園時間に泥酔していたとして、川崎市が改善指導したことが分かった。保育室に酒のパック、靴入れの上にたばこが置いてあり、保護者とのトラブルから110番通報されたという。

市保育課によると、トラブルがあったのは10月9日午前8時ごろ。「園長と保護者がトラブルになっている」との110番通報があり、市の職員が保育園にかけつけると、30歳代の女性園長が酒に酔った状態だった。保護者の話では、チャイムを押しても園から反応がなく、保育室に酒のパックや酎ハイの空き缶、靴入れの上にたばこが置いてあったという。

園長の自宅1階部分が保育園で、園長はこの日、休みだった。知人らと夜、保育室で酒を飲んでいたという。園長は10月分の保育料を保護者に返したが、10人いた園児のうち、退園が決まっていた1人のほか、6人も退園した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00000079-asahi-soci

泥酔風景を撮影した動画が掲載

川崎市中原区の認可外保育施設を調べていると、当日朝の泥酔風景を撮影した動画が見つかりました。

私の友達の子供が、
神奈川県川崎市の平間にあるLala保育室という場所に子供を入園させていました。
こちらの保育園は、絶対に通わせない方が良いです。

娘(8ヶ月)を預けていた保育所での出来事です。
基本保育時間:8時から18時
一軒家の一室で保育を行なっている。

10/9
朝8:04に娘を預けに行くと、目が座り呂律が回らず千鳥足の園長が出迎えます。(9月1日に入園して、このような姿を見たのは2回目です。他の保護者は度々見ているそうです。)
理由を問い、預ける事が不安な旨を伝えると、
「じゃあ預かりません!帰って下さい!」と怒鳴られる。
他の保護者が1名居ましたが、私と同じ疑問を感じ、園長に話をしていたとのこと。
その保護者の話によると、
朝登園時にシャッターは閉まり受け入れ態勢が整っていない状態で、玄関にはコーヒー牛乳らしき液体が散乱し、またタバコも置いてあり、部屋の中には50代から60代の腕に入れ墨の入った男性がおり、缶チューハイを持っていたとのこと。
8:15ごろ、保護者と子どもの目の前を、その男性は千鳥足で、酒・タバコの臭いを漂わせて横切り出て行きました。
園長の言い訳としては、その男性はチャイルドマインダーで、その日から働く予定で、私達に紹介する予定だったが恥ずかしくなり出て行ったとのこと。(後々園長の言い訳として、その男性の住所も分からず、チャイルドマインダーの資格も確認していないと言っています。)
更に、本来は園長は休みであり、そのチャイルドマインダーに代わりに出てもらう予定だから酒を飲んでいたと言っていましたが、そのチャイルドマインダーは保育士資格が無く、8:30から出勤する先生も、保育士資格がない先生でした。なので、園長は保育士資格のある人間を1人も配置せずに子どもを預かる体制をとっていたことになります。

過去にも何度もお酒を飲んでいたそうで、保育していた時の記憶がないときもあったそうです。酔っ払っている当日の動画、弁解のボイスメモあります。
保育園は今も続けています。
無認可であるため、役所は強制能力が無く口頭で注意することしかできないと役所の人に言われました。川崎市長へダイレクトメールができると聞きメールしましたが、音沙汰なし。
保育園が無い中で、子どもを金稼ぎの道具としか思っていない保育園もあるということを知って頂きたいと思い投稿しました。

https://www.youtube.com/watch?v=q1B0EjPbEiQ

泥酔した園長が出迎えたのは、「Lala保育室」でした。フェイスブックもあります。

保育室の光景はNHK動画ニュースとも一致しています。

川崎市のウェブサイトには、現在もLala保育室を紹介するページが掲載されています。

Lala保育室

園の概要

設置者名
加地 こずえ

管理者名
加地 こずえ(職名)園長

事業開始年月日
平成28年6月1日

所在地
〒211-0013 中原区上平間1700-273

最寄り駅
JR南武線「平間」徒歩7分

連絡先
電話:044-742-9972

http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000081910.html

保育室の備品をメルカリで購入

園長名で検索したところ、メルカリでの取引履歴が見つかりました。中には「認可保育室で使います」と明記された取引もありました。

コイデ ボールスロープ コロコロ観覧車
https://item.mercari.com/jp/m66335623208/

節約熱心という側面もありますが、多くの園児が利用する備品は安心できる新品を購入して欲しいのが本音です。

川崎市が文書で改善指導

Youtubeに掲載された文章には「無認可であるため、役所は強制能力が無く口頭で注意することしかできないと役所の人に言われました。」とあります。しかし、これは誤った内容です。

川崎市のウェブサイトには認可外保育施設の開設についてというページがあります。

ここには児童福祉法に基づく事業停止・施設閉鎖命令等が記載されています。

具体的な指導監督の内容

上記の根拠に基づき、別に定められた指導監督基準に沿って、指導監督を行い、児童の安全確保等の観点から問題があれば、改善の指導等を行うこととしており、児童の安全確保等の観点から看過できない施設に対しては、文書による改善勧告、勧告に従わない場合はその旨の公表、さらに事業停止や施設閉鎖を命ずることができることとなっております。(児童福祉法59条第3項から第5項)

また、事業停止や施設閉鎖の命令に反した場合は罰則の適用もあります。(児童福祉法第61条の4)

現に川崎市は文書で改善を求める行政指導を行っています。自治体が権限を有さないのは、認可外保育の一形態である「企業主導型保育」でしょう。

保育施設の中には、こうした重大な問題がある施設があるのも事実です。自治体が監査等を行って対応していますが、それをすり抜けてしまう施設もあります。

新しい施設を利用する際は、必ず事前に保育室等を見学し、責任者や保育士等の様子を観察して下さい。

少しでも「おかしいのではないか?」と感じた施設は、利用しない方が無難です。子どもの安全には代えられません。