大阪はようやく夏らしい暑さと思いきや、寝苦しい日が続いています。真夏の様な日射しと鬱陶しい梅雨が入り乱れた毎日です。

子供達の夏の活動と言えば「水遊び・水泳授業」です。小中学校の水泳授業は6月中旬頃から始まっています。

我が家の子供の反応は「プール大好き!」と「泳げない、辛い」と真っ二つに分かれています。親は洗濯物の多さに早くもへこたれています。

洗濯物の多さに悲鳴を上げる、ドラム式洗濯機が欲しい

一方で保育園での水遊びは年々変わっています。現在は中学生となる第1子が登園していた頃は、0-2歳児はビニールプール等を利用して全裸で水遊びを楽しんでいました。

しかし、数年前からはプール遊びを実施する時期は、園外からプールが見えない様な囲いを設置する様になりました。更に1-2年前からは水遊び用オムツ(スイミングパンツ)を着用し、更に男女関係なく上半身を隠せる水着やシャツ等を着用する様になりました。

前者は衛生面を意識しています。3歳以上でもオムツが外れていない園児は着用しています。

より重要なのは後者でしょう。先日、子ども家庭庁や文部科学省は「子供の性的部位を含む画像をホームページ等から即時削除されたい」という通知を発しました。

試しに「保育園 写真 プール」と画像検索してみて下さい。

園児の上半身(女児を含む)が露わになっている写真が数多く表示されます。目を瞑りたくなるぐらいです。いわゆる小児性愛者には格好の材料となります。こども家庭庁等が即時削除を求めても、未だに保育園等の公式ホームページに掲載され続けています。

子供を狙った性犯罪が表面化する事例はほんの一部でしょう。NHKが放映した「調査報道・新世紀 File3 子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇」は背筋が凍る思いがしました。

子供に接する仕事に就く人に特定の性犯罪歴がないかを確認する「日本版DBS制度」も始まります。

保育所等での水遊び事情はここ10年ほどで良い意味で激変しています。もしも子供が通っている保育所等が未だ時代の流れに取り残されているのでしたら、こども家庭庁からの通知を手元に置きながら保育所等や自治体に相談してみて下さい。