大阪府内の新型コロナウイルス感染者が前代未聞の数字になるに従い、臨時休業を行う大阪市立学校園も増加し続けています。1月24日は28学校園が臨時休業を行います。

「先週より減少した」と感じる方もいるでしょう。しかし、土日を挟んで減少しただけです。25日以降は急激に増加するのは避けられません。臨時休業数が100学校園を越える事態が現実味を帯びています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html

千本小学校は児童4人の感染が同時に判明しました。また、同校の学校日記によると、教職員の感染も判明しています。クラスターが発生したと考えられます。更に感染が広がる恐れが強く懸念されます。

菅北小学校は明日24日(月)から28日(金)までの臨時休業が早くも決定しました。まるまる1週間です。

同校は19日(水)を臨時休業として翌20日(木)に再開しましたが、急遽同日のいきいきを中止にしました。21日(金)は通常授業を再開しました。しかしながら更なる感染者が判明し、1週間の臨時休業へ至りました。

休業期間が極めて長期に渡っているのは鷺洲小学校です。1月17日(月)から始まった臨時休業が1月24日(月)まで延長されています。極めて深刻な事態が発生していると受け止めました。

明日は極めて多くの学校で新たな感染者が発生するでしょう。また、同居家族が感染者や濃厚接触者となり、登校できない児童生徒も急増しています。

子供が通っている学級でも、複数の生徒が長期欠席しているそうです。具体的な理由等は知りませんが、感染症関係と受け止めるのが自然です。オンラインで配信している話も聞きません。欠席による勉強の遅れも深刻です。

「一斉臨時休業」はあり得る?

臨時休業園が100学校園に達した場合、大阪市長や大阪市教委が「一斉臨時休業」と言う判断を行う可能性が浮上します。

昨年9月に第5波の際、大阪市教委は「2割(90校)以上で休校となった場合は一斉休校にするシナリオがある」と伝えられました(市教委は否定)。

一方で感染が急拡大した場合、“別のシナリオ”が存在することがわかった。大阪市の幹部によると、9月10日までの2週間で様子をみて、この期間に感染が急拡大し『市内の小中学校450校のうち2割(90校)以上で休校となった場合』は、やむを得ず「一斉休校」にすることを検討しているという。(中略)

*編集部追記 大阪市教育委員会は「こうした別のシナリオは一切検討していない」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/76a96ed9c09785b82eb2840f9377b40b3dd1f512?page=2

これまでの波とは異なり、第6波は保育所等や学校をハブとして感染が広がっている側面も強いです。あって欲しくないシナリオですが、明日あたりに松井市長が「一斉休業ではありませんが
、オンラインで学びます」と言い出しても不思議ではありません。

仮にそうなったら、子育て世帯は強制的にロックダウンとなってしまいます。止むに止まれぬ事情がある子供は学校で監護が行われるでしょうが、それ以外は自宅学習です。極めて重い負担が掛かります。

お世話になっている学校は何とか通常授業を継続できていますが、長期の臨時休業も有り得ます。毎日が綱渡りです。少しずつですが家庭学習やオンライン授業の準備を強化しています。

明朝は学校の近くまで子供と一緒に出かけようと考えています。もしも朝一番で臨時休業が決定したら、そのまま連れて帰ります。

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