ご入園・ご入学おめでとうございます。
例年は既に桜が満開になっていますが、今年は少し遅めですね。まだ3分咲きだと感じました。
既に本日4月1日の午前中に入園式を行った保育所等もあれば、本日午後や明日に行う保育所等もあるでしょう。
また、大阪市立小学校の入学式は平成31年4月5日(金)に行われます。桜の見頃と重なりそうですね。
保育所等への入園式を境として、日々の生活は一変します。特に気をつけて欲しい点を端的にお伝えします。
生活は激変します。入園したからと言って、以前の様にフルで働けるわけではありません。気に留めて欲しい点をいくつか
慣らし保育はゆっくりと
全ての保育所等で行われるのが「慣らし保育」です。子供が園生活に徐々に慣れていく為、保育時間を少しずつ延ばしていきます。
初めはお昼前まで、次は昼食後、そして午睡まで、最後には夕方までと段階を踏んでいきます。
大阪市内の保育所等では、慣らし保育期間を延ばしています。園児が死亡した「たんぽぽの国での保育事故」が、保育初日に発生した為です。
第三者委員会がまとめた報告書で「慣らし保育の重要性」が指摘されています。
<危険性>・預かり初期における乳幼児のストレスは、保育に特有なもので、乳幼児が知らない間に疲労がたまり、SIDS発症リスクが高まるとの警告も散見される。
<主な施策>
○入園初期の事故発生の危険性についての周知及び「慣らし保育」の啓発・大阪市は、例えば入所時期との関係での「乳幼児の予期せぬ突然死」の発症率のデータを示すなど、分かりやすく実感できる注意喚起に努められたい。
・「慣らし保育」は、入園初期の事故発生の危険性の軽減策の1つとして有用な可能性があり、大阪市は、社会において幅広い理解が得られるように啓発に取り組まれたい。
○入園初期の情報を効果的に収集する仕組みづくり
・大阪市は、チェックリストを作成し、連絡帳と合わせた活用方法など、入所初期の情報を効果的に収集する仕組みづくりを行い、認可・認可外を問わず情報提供されたい。http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000364/364024/houkokusyo-gaiyo.pdf
保育所等を初めて利用される方の中には、慣らし保育の存在や重要性・必要性を知らない方も少なくないでしょう(私もそうでした)。
小さな子供が保護者を離れる初めての機会です。親子で保育士とコミュニケーションを取り、少しずつ園生活に慣れていくのが大切です。
なお、我が家は他の園児よりも慣らし保育期間を長めに取りました。園生活に思う様に馴染めなかった為です。
とは言え、4月下旬には園生活にも馴染み、今では保育園が大好きです。
ただ、今年(平成31年)はGWに10連休があります。4月で慣れた園生活が、10連休でリセットされてしまう危険があります。10連休明けも要注意です。
病気・発熱・お迎え電話・長期欠席・・・・フルタイムで出来ない仕事
子供の体調は急変します。特に保育所等で集団生活を始めた直後は顕著です。他の子供から病気をもらってしまいます。
0-1歳児クラスの頃は、毎月の様に保育所からお迎え電話が掛かってきました。体調が悪化し始めたら、早めに休まるのも重要です。
子供(特に入園直後の0-1歳児)はいつ体調を崩しても不思議ではありません。
フルタイムで集中できる段取りで仕事をスケジューリングすると、一本のお迎え電話がスケジュールを破綻に追い込みかねません。
家事・育児と仕事を両立するには、それぞれに一定の「バッファー」を持たせる事が大切です。翌日や週末に回せる物と回せない物、メリハリが重要です。
どこまで仕事に集中できるかは、しばらく手探りが続くでしょう。実家の助けを借りてギリギリまで働く方もいれば、復職前からの仕事を諦めて転職する方もいます。
保育所で知り合った方の中では、「勤務地が大阪から他府県に変わったのを機に転職した」「フレックスタイムや在宅勤務が可能な職場に転職した」「子供が体調を崩す事が多いので、思い切って退職して転職活動をしている」という方がいました。
正解はありません。それぞれの状況に応じ、合理的な選択を行うのが重要です。
提出書類は必ずコピー・スキャン・写真撮影を
入園前、もしくは入園式で大量の書類を渡されるでしょう。
園児名簿・緊急連絡表・既往症やアレルギーに関する書類等、保育所等での生活において不可欠な書類です。提出期限までに必ず提出して下さい(園へ一言伝えれば、遅れても大丈夫な筈です)。
提出する前に必ずすべき事があります。提出した書類を手元でも保存して下さい。コピー・スキャン・写真撮影、方法は何でも構いません。
何らかの形で手元で保存しておけば、書類に書いた内容を後日でも簡単に確認できます。ミスがあっても気づけます。
また、手元で保存した内容は、翌年以降の書類提出でも活用できます。多くの保育所等では、こうした書類を毎年提出する様に求めているでしょう。
昨年に提出した書類が手元にあれば、新しい書類へ転記するだけで済みます。中には昨年の書類をコピー、変わった箇所だけ修正テープ等で直し、更にコピーして提出する方もいるそうです。
保育士さんと良い関係を
保育所等で毎日会うのは保育士の先生方です。養成校での授業や保育士試験を経て、子育てや小さな子供への接し方についた豊富な知見や経験を持っています。
また、園生活のみならず、家庭での子育てについても良い相談相手となります。あくまで園生活への対応が最優先ですが、家庭での様子等についても余裕がある範囲で話を聞いてもらえるでしょう。
なかなか話しかけにくかったり時間が合わないのでしたら、「連絡帳」や「お手紙」を用いるのも良い方法です。訊きたい事や気になる点を書面で伝えると、何らかの形で返事が返ってくるでしょう。
足りない保育園グッズは、↓からご購入を(お願い)
入園式や入園後の登園で、「○○を忘れていた!」と気づく事も多いでしょう。我が家は「大量の紙オムツ」「ベビーカー用のレインカバー」「油性の名前ペン」を急いで購入した覚えがあります。
保育・育児用品で揃っているのはAmazon.co.jpです。大半の育児用品をAmazonで購入しています。
保育所生活で必要になりそうなグッズは、ここでまとめてみました。よろしければご覧下さい。
なお、Amazonで様々な物を購入される際は、当Web上に設置しているamazonリンク・サーチボックスから購入して頂ければ幸いです。購入額の一部がウェブサイトへ還元されます。
入園後はいろいろと大変な事もあります。家庭・保育所等・勤務先とコミュニケーションを図り、少しずつ「落としどころ」を探っていきましょう。無理は続きません。
いつもお世話になっております。
今日から、国民年金第1号被保険者が出産を行った際に、
出産前後の一定期間の国民年金保険料が免除される制度が始まったそうです。
出産予定日又は出産日が属する月の前月から4か月間(以下「産前産後期間」といいます。)の国民年金保険料が免除され、多胎妊娠の場合は、出産予定日又は出産日が属する月の3か月前から6か月間の国民年金保険料が免除されるとのことです。出産予定日の6か月前から提出可能ですが、提出ができるのは今日からとのことです。
新年度で色々変わりますね。。。
詳しくは下記をご覧ください。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20180810.html