緊急事態宣言の解除を受け、大阪市内の保育所等も徐々に正常化します。

保育所・認定こども園・地域型保育事業にかかる保育提供の縮小(5月31日まで)

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除を受けて、大阪市内の保育所・認定こども園・地域型保育事業への対応についてお知らせいたします。

令和2年5月21日付けで大阪府における「緊急事態宣言」は解除されましたが、大阪市としましては、人との接触を減らす観点及び児童の集団生活の再開への負担等も考慮する必要があることから、引き続き5月31日までは、これまでと同様にご家庭での保育が可能な場合には登園を控えていただくようよろしくお願いします。

具体的な保育の提供の内容(6月1日~6月30日まで)
保護者が仕事を休まれる等で家庭での保育が可能な方には、家庭での保育の協力をお願いいたします。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000499996.html

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大阪市としては5月末までは現状と同じ方針を継続し、6月からは保育提供の縮小(登園自粛等)を行わないとしています。

但し商業施設等の再開によって保育ニーズが増えるので、それに応じた保育の提供を求めています。

一方、各保育所の方針はまちまちな様子です。コメントをご紹介します。

宣言前の登園自粛のお願いぐらいの段階に戻るものだと思っていましたが、保育園から本日夕方急遽メール連絡があり、明日から通常通りの保育になるそうです。

感染症対策等はきちんと行われると思いますが、特に記載は無く、こまめに換気をするのはもちろん、活動や給食はこれまで対面に座り行われていましたが、せめてスクール形式や、横並びにするなどの対応を取ってもらえると信じたいです…

うちの保育園は詳しくは明日メールが一斉送信されるようなんですが、25日から保育園預けれるみたいな電話がありました。

子供二人毎日喧嘩ばっかりでこの2ヶ月程長かったです。

下の子は慣らし保育なので少しでも早く保育園に慣れさせたい所でもあります。育休延長したので給料面厳しいのでこのまま第2波こずにすごせたらなあと思っています。

登園自粛の長期化により、殆ど全ての子育て家庭が悲鳴を上げているでしょう。保育所へ助けを求める電話も少なくなかったと思います。

また、保育所としても各家庭の様子が気になっている筈です。特に何らかの支援が必要な家庭(シングルマザーや生活保護世帯等)は、登園自粛期間を無事に過ごせたのかを心配しています。

今後も感染症対策は続きます。

一定の広さがあって児童生徒に指導しやすい小中学校と比べ、手狭で園児に言い聞かせにくい保育所では対策と保育の両立に悩まされそうです。

そもそも保育所では「ソーシャルディスタンス」を確保し、「三密」を避けるのは不可能です。

子供同士、子供と保育士が密集密着します。保育室は密室です。特に暑くなる夏場は冷房を使用するので、部屋を締め切らざるを得ません。

今後、登園する園児は日に日に増えていくでしょう。全園児が登園しても万全の感染症対策を行いうるのでしょうか。

事実、登園自粛等が呼びかけられた3月以降であっても、全国各地の保育所で感染事例が多発しました。園外で保育士が感染し、園内で他の保育士や園児も感染したケースが専らです。

保育所の環境を鑑みると、感染者が入り込んでしまうと感染の拡大は避けられません。三密が感染を加速させます。

ただ、国内では感染した園児が死亡した事例は生じていません(最年少死亡者は大相撲の力士)。また、保育士が死亡した事例も把握していません。

今後はリスクを可能な限り避けると同時に織り込み、通常通りの保育へ復帰するのではないでしょうか。

慣らし保育は不可欠です

登園自粛によって4月入所予定が延期され、実質的に6月から入所する方も少なくないでしょう。

しかし、憂慮するコメントを頂きました。「登園自粛解除の慣らし保育は行わない」とするものです。

登園できるようになったとしても、慣らし保育は無しと言われました。

これは非常に危険です。大阪市の方針にも反します。

数年前に大阪市内の認可外保育施設で園児の死亡事故が発生した事案に対しては、第三者委員会が「慣らし保育の重要性」を指摘しました。

<危険性>・預かり初期における乳幼児のストレスは、保育に特有なもので、乳幼児が知らない間に疲労がたまり、SIDS発症リスクが高まるとの警告も散見される。

<主な施策>
○入園初期の事故発生の危険性についての周知及び「慣らし保育」の啓発・大阪市は、例えば入所時期との関係での「乳幼児の予期せぬ突然死」の発症率のデータを示すなど、分かりやすく実感できる注意喚起に努められたい。
・「慣らし保育」は、入園初期の事故発生の危険性の軽減策の1つとして有用な可能性があり、大阪市は、社会において幅広い理解が得られるように啓発に取り組まれたい。
○入園初期の情報を効果的に収集する仕組みづくり
・大阪市は、チェックリストを作成し、連絡帳と合わせた活用方法など、入所初期の情報を効果的に収集する仕組みづくりを行い、認可・認可外を問わず情報提供されたい。

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000364/364024/houkokusyo-gaiyo.pdf

これを受け、大阪市は慣らし保育の徹底を周知しています。

たとえコロナウイルス対策や登園自粛が長期化したとしても、慣らし保育を省略する理由にはなりません。むしろ、在園児でも「保育所での過ごし方」を忘れている園児もいるでしょう。

新入園児は当然、そして一部の在園児に対しても「慣らし保育」を行い、少しずつ園生活へ慣れる様に図るべきです。

見学は7月以降?

3月以降、大半の保育所では園内でを訪れる人間を制限しています。保護者であっても園内への立入を拒み、園児を園玄関で引き渡す施設もあると聞きます。

こうした状況なので、保育所等の見学も事実上拒否されていました。電話で説明を聞いたり資料を送付して貰う事はできましたが、やはり自分の目で保育施設や保育の様子を確かめたいものです。

6月は家庭保育の依頼が続きます。また、在園児や新入園児の対応や感染予防対策により、保育所等は非常に慌ただしくなるでしょう。

緊急事態宣言が解除されても、すぐに見学するのは難しいと感じています。見学できるのは保育所等が落ち着いた、7月以降になるのではないでしょうか。

詳しくは入所を検討している保育所等へお問い合わせ下さい。

たとえ保育所等が慌ただしくても、潜在的な顧客となりうる入所に関する問い合わせは歓迎される筈です。仮に冷淡な対応をされたら、入所後も同じ様に対応されかねません。

毎日の体調管理&感染予防を

様々な報道等を見る限り、不特定ないし多数と共に過ごす(有症者が入り込むリスク)、一定の空間長時間密閉される、他人と同じ物を触れる(接触感染)、会話や食事等を行う(飛沫感染)と感染するリスクが高いと感じています。

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咳や微熱がある方は外出せず、自宅で療養するのが大切ですね。我が家は毎朝検温しています。学校や保育所等では朝の検温を義務化した方がよいかもしれません。

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定期的に換気を行いたいですね。まだ寒い季節が続きますが、着込んで耐えます。

他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は消毒するのが効果的でしょう。手洗いを徹底し、手袋を常用するのも良いかもしれません。

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休校・休園は更に延長されそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍は遊びながら学べるアイテムです。