「保育園落ちて育休延長」の審査が4月から厳格化。保護者の手続きはどう変わる?「認定不可」になるのはどんな人?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0abf043b5062c9d3129743349a825e040441bec

もしも育休の延長が認められなかったと思うと、不安にもなります。ただ、少なくとも大阪市については心配ありません。半年ほど前に労働局へ問い合わせました。

具体的な解釈基準として、上記リーフレットには『「入所申込書において、「保育所等への入所を希望していない」、「速やかに職場復帰する意思がない」、「選考結果にかかわらず育児休業の延長を希望する」などの記載等があり、保育所等への入所の意思や速やかな職場復帰の意思がないことが明白な場合は、要件を満たしません。』とあります。

一方で大阪市の申込書や事務取扱要綱に記載されている文言は、「育児休業を延長することが可能であり、利用調整において他の利用希望者よりも後の順位付けとなることに不服はありません。」「後順位となることも許容する意思」です。あくまで「育休延長が可能」「後順位を許容」という程度に過ぎません。「入所保留を希望」「入所を希望しない」「育児休業の延長を希望する」とは似て非なる物です。

【ご相談】「育休延長可能・利用調整での後順位を許容」を選択しても、育児休業給付金は延長できる?

認定手続きは厳格化されましたが、認められる要件に変わりは無いという印象です。

ただ、必要書類には注意が必要です。下記の3点が必要です。

(1)保育施設・事業利用調整結果通知書兼保育所保留通知書等(区役所へ請求する)
(2)育児休業給付金支給対象期間延長事由認定申告書
(3)市区町村に入園申し込みを行ったときの申込書の写し(全ページ)

決して難しい手続ではありません。

経験上、0歳児で保育所等へ入所しても、当面の間は「発熱した」といった呼び出しの電話が頻繁に掛かってきます。

お世話になっている保育園では解熱してから24時間が経過しないと登園できないとされています。日中の発熱=翌日もお休み、です。翌朝も発熱していたら、翌々日もお休みです。

個人差はありますが、体調が安定してくるのは満2歳を迎える直前頃からでした。風邪や中耳炎等に罹る回数や頻度も激減し、安心できるようになりました。

「育休延長」は選択肢の一つです。何かと逆風が多い(状況は年々改善していますが)子育て世帯ならばこそ、制度等は有効に活用したいです。