非常に重要な数字です。大阪市の令和7年度保育所等への申込状況が公表されました。いわゆる中間発表です。
令和7年度保育施設等利用申込状況
令和7年4月の大阪市内の保育所、認定こども園(保育を必要とする児童のみ)及び地域型保育事業の利用申込み状況を公表します。なお、募集数については、公開時点での目安であり、利用中の児童の異動、保育士の雇用状況等により、変動することがあります。
多くの問い合わせがあったのでしょうか。今年は新たに「閲覧時の注意点」と題するファイルが掲載されています。申込状況に掲載されている申込者は第1希望のみである、希望順位ではなく点数を優先して調整される事などが強調されています。
今年は全区や全施設を一括掲載したPDFファイルがなくなりました。代わりに同じ内容を記しているエクセルファイル、及び各区各施設の情報を掲載したPDFファイルが掲載されています。各ファイルへは大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):「保育」からもアクセス出来ます。
まだ暫定的に集計している段階での数字(明日以降に訂正する可能性あり)ですが、募集総数は前年より88人多い15,193人でした。一方で申込総数は931人も多い15,044人でした。
急激に増加している背景にはコロナ禍終了からの景気回復、そして何よりも第2子保育料無償化や今後予定されている第1子保育料無償化があると考えられます。早くも保育ニーズの増加が顕在化しました。
年齢別には1-3歳児の増加幅が著しいです。1歳児は499人、2歳児は118人、3歳児は157人も増加しました。入所倍率も上昇しています。これだけ増加してしまうと、明らかに「昨年より難しい」と判断せざるを得ない区や地域が頻出します。
特に旭区の1歳児、東淀川区の2歳児、天王寺区・鶴見区の3歳児は危機的な数字です。入所倍率が約2倍を上回っています。悲鳴が聞こえてきそうです。
詳しい数字等は明日以降の分析記事に記します。
今後の予定&運営支援のお願い
今年も各区毎の申込状況等を分析し、様々な情報等を掲載する予定です。
「○○区の情報を早く知りたい」「××保育所は昨年より入りやすいの?」等のリクエストがありましたら、記事へのコメントや問い合わせからお寄せ下さい。可能な限りお答えする予定です。
同時に、皆様に運営支援へのご協力をお願いしています。
必要な育児・生活・事務用品等がありましたら、