2024年4月に実施された「令和6年度 全国学力・学習状況調査」の結果等が公表されました。

令和6年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
https://www.nier.go.jp/24chousakekkahoukoku/index.html

全般的な傾向に例年と大きな違いはありません。小学校の上位は石川・富山・福井・東京、中学校は石川・福井・東京・秋田でした。

当サイトの読者が気にしているのは、大阪府・大阪市の結果でしょう。大阪府は小中学校共にあと一歩全国平均に及ばず、大阪市は政令市最下位一歩手前(但し都道府県に混ぜると下位)という水準でした。

都道府県・政令市毎の一覧表です。

【小学校】

【中学校】

大阪市は堺市や北九州市と政令最下位を争っています。ただ、順位だけでは学力の推移は読めません。そこで過去4年間における大阪市と全国平均の差を表で表します。

小学生大阪市全国平均
202453.555.72.4
202364.564.90.4
202262.064.02.0
202166.067.51.5

 

中学生大阪市全国平均
202464.065.71.7
202353.355.52.2
202254.056.62.6
202158.061.13.1

小学生は2023年にて全国平均まで0.4点と肉薄しましたが、今年は2.4点も差が付いてしまいました。

一方で中学生は2021年に3.1点もの差がありましたが、年々縮めています。2024年には1.7点差となりました。まだまだ差はあります見えてきました。見えてきました。

(追記します)