私立高校授業料無償化の影響がどの様な形で出てくるか、注目していました。大阪府立高校入試(一般選抜)の中間発表値が公表されました。

平均倍率は1・03倍、大阪府公立高一般選抜の出願状況 受付6日まで 北野1・27倍 三国丘1・44倍

大阪府教育庁は5日、府内の公立高校一般選抜の出願状況を発表した。全日制課程の総募集人員3万4789人に対し、3万5716人が出願。平均倍率は1・03倍となっている。6日も出願を受け付ける。

普通科(単位制を除く)には、総募集人員2万67人に2万435人が出願し、平均倍率は1・02倍、単位制は0・99倍。他の学科の平均倍率は専門学科が1・08倍、総合学科(クリエイティブスクールを除く)が0・95倍、クリエイティブスクールが0・90倍だった。

学力検査は11日、合格発表は19日に行われる。

https://www.sankei.com/article/20240305-XA5C5UI7LNODJIBNSZ5WHZV62Q/

昨年の中間発表時の平均倍率は1.12倍でした。志願者が明らかに減少しています。

大阪府教委ウェブサイトに資料が掲載されていないので、産経新聞の記事からお借りします。

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最も倍率が高かったのは豊中高校(1.54倍)でした。

令和5年度入試を比較した表を作成しました。手打ちにつき、誤り等はご容赦下さい。

殆どの高校で志願倍率が低下(赤字)しています。0.3倍以上も低下した高校もあれば、定員割れが見込まれる高校もあります。どの地域・どの入試難易度であっても、すべからず志願者が減少しています。

文理学科も例外ではありません。大手前・四條畷・三国丘・生野高校が0.1倍以上も減少しています。

但し、大阪市内(大手前を除く)に及び北摂地域にある、北野・天王寺・茨木・高津・豊中高校はほぼ横ばいです。文理学科に相当する私立高校が大阪府内には殆ど無く、授業料が無償化された私立高校より文理学科を希望する傾向が根強いです。

現時点で1.3倍を超えているのは、東・箕面・千里・春日丘・高津・茨木・三国丘・生野高校です。例年通り、文理学科や大阪市内・北摂地域にある普通科上位校は志願者を保っています。

授業料無償化の影響は広く生じています。今後、府立高校の統廃合が加速するのは避けられないでしょう。