保育所等での生活が始まると、子供は様々な病気やケガをしてしまいます。先生方は細心の注意を払っていますが、避けられない類もあります。
特に子供が0-2歳児だった頃に頻繁に通った病院・診療所や疾患等を思い返し、
小児科(月1回以上)に
最も頻繁に通院したのは、当然ながら小児科でしょう。我が家は近所にある小児科へ様々な診療や予防接種の為に通院しています。
ただ、問題もありました。診察が甘いというか、「取りあえず○○を出しておくので、様子がおかしかったらまた来て下さい。」というパターンが非常に多いのです。
子供が辛そうな様子をしている際にもこうした診療をされてしまうと、保護者としてはモヤモヤ感や不信感が募ってしまいます。
そこで、やや離れた場所(隣接学区)にある別の小児科をセカンドオピニオン的に利用しています。保護者でも推測できる様な簡単な症状や予防接種は近所のクリニック、少し不安な症状は別の小児科と使い分けています。
耳鼻咽喉科(時に週3通院も)
保育所等に通う園児は簡単に風邪を引きます。特に入所直後から1歳児クラスの頃までは、少なくない園児が鼻水を垂らしています。そして、狭い保育士の中でうつし合います。
鼻水が酷い場合には真っ先に耳鼻咽喉科へ連れて行きます。鼻水を吸引して貰い、耳の中の様子を診てもらっています。症状が悪化すると、中耳炎を発してしまいます。
耳の奥には鼓膜があります。その鼓膜のすぐ内側が「中耳」であり、そこで起こる炎症全般を指して「中耳炎」と呼びます。
https://www.konishi-ear.com/otitis_media_surgery/otitis_media/
小さな子供は耳の中の異変を主張できません。鼻水が多い、微熱がある、頻繁に耳を伸ばすといった場合、我が家では真っ先に中耳炎を疑う様にしています。そして耳鼻咽喉科へ連れて行きます(小児科で診て貰える事もあります)。
中耳炎等になってしまうと、耳鼻咽喉科への通院が連日の様に続きました。毎日、もしくは2日に1回も通院するのは本当に大変です。特にきょうだいがいる家庭では、時間の遣り繰りが本当に辛いです。
整形外科(1-2年に1回程度)
集団生活ではケガをしてしまう事もあります。突き指から骨折まで、様々なケガをしました。骨折した可能性がある場合には、レントゲン設備がある整形外科へ通院しています。
初回の通院時(大抵は保育所等から直行する)には、大抵はレントゲンを撮影します。子供と一緒にレントゲン室に入り、子供を抱きかかえて座らせ、宥めている間に撮影を終えて貰います。
本当に折れていることもあれば、折れていない事もありました。骨折の有無は素人は全く判断できません。本人の痛がり方から絶対に折れたと思っても、医師から「折れていませんね」と声を掛けられた回数は多いです。
眼科(2年に1回)
頻度は高くありませんが、眼科通いもありました。
保育所等から「目やにが多いので、眼科で診てもらって下さい」と連絡を受けるのが典型的です。園児の間で感染が広がる可能性がある、感染性結膜炎を気にしています。
子供に目薬を差すのは骨が折れます。何度も何度も失敗しました。目の中に一定量を垂らすことが出来ればOK、だと雑に考えざるを得ませんでした。
大阪市のこども医療費助成制度は手厚い
これだけ通院が嵩むと、心配になるのは医療費です。ただ、大阪市は「こども医療費助成制度」が充実しています。
1医療機関・1日当たりの医療費は最大500円、支払いは月2回までとされています。例えば同一月に小児科へ4回、耳鼻科へ3回通院した場合、医療費の合計額は最大で2000円です。
助成のありがたさを感じるのはレントゲンを撮影した場合です。簡単に1000点を超えてしまうので、大人(3割負担)だと少なくとも3000円以上の支払いとなります。しかし、こども医療費助成制度が適用されると、支払額の上限は500円で済みます。
現在は0-12歳(小学校卒業まで)は所得制限無し、12歳(中学校就学以降)-18歳は所得制限ありとされています。が、2024年4月からは所得制限が撤廃されます。
こども医療費助成制度の所得制限を撤廃します(令和6年4月から)
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000597952.html
こどもと病気やケガは切っても切り離せません。全額から大部分が公費でカバーされるのは心強いです。
保育所等での生活が始まると、様々なクリニックへ通院するでしょう。できれば入所前に通院するであろうクリニックの目星を付けておいて下さい。どこが良いかは近隣の口コミ情報が信頼できます。