長い長い夏休みがようやく折り返しを迎えました。親は疲労困憊です。

例年は宿題の進捗状況を管理するのですが、今年は余りに忙しくて出来ていません。子供には「宿題は進んでる?どこまでやった?」と声かけはしていますが、夏休み最終日までに終わる保障はありません。直前になって「読書感想文や絵画が出来ていない」と泣きついてきても、突き放すのみです。

何人も子育てしていると、ようやく年齢毎の負担感が分かってきました。

子供の年齢負担感
0歳とにかく睡眠不足。経済面以上に体力的に辛い。
1歳まだ睡眠不足。動き回って目が離せない。
2歳悪魔のイヤイヤ期。
3歳(年少)イヤイヤ期がフェードアウト、おむつも外れる。保育料が無償に。
4歳(年中)身支度・着替え・入浴等を子供1人で出来る様になる。親の負担が急減する。
5歳(年長)小学校入学準備でバタバタ。
小学1年生小1の壁。放課後や長期休業中の過ごし方で頭が痛い。
小学2-3年生小学校生活に慣れてくる。親の負担がやや軽くなり、貯金もしやすい。
小学4-5年生塾代・習い事代が若干の負担に。勉強が難しくなる。
小学6年生中学校入学準備でバタバタ。受験するなら大変。
中学1-2年生食費・部活費・教育費が急増する。子供のスケジュールが見えにくくなる。
中学3年生高校入試に伴う情報収集や塾代で右往左往。

大きな壁は0-2歳児です。とにかく辛いです。過去に精神面で不調を来し、現在も引きずっています。

0-1歳児の頃は特に睡眠不足に悩まされました。まとまった睡眠時間が確保できません。細切れ睡眠が年単位で続くと、誰だっておかしくなります。

1-2歳児になると長くゆっくり寝てくれますが、代わりに日中に目が離せなくなります。すぐにどこかへ歩いて行き、悪い事ばかりをします。常に神経を払わなくてはならず、狂ってしまいそうです。

2歳は悪夢のイヤイヤ期です。人生最悪の時期です。

それが3歳になろうとする頃にはイヤイヤ期が終わり、同時にオムツも外れ出します。まずは日中をパンツで過ごし、徐々に就寝中も外れていきました。親の負担感が急激に楽になります。3歳児クラスからは保育料が発生しません。

4歳にもなると身の回りの事が自分1人で出来る様になってきます(保育所からの指導もある)。お風呂も1人で入れました。ここまでが長いです。

5歳は小学校入学へ向けた準備でやや慌ただしくなります。平日に小学校へ出掛ける機会が何度かありました。

生活環境がガラリと変わる小学1年生は一つの壁です。いわゆる「小1の壁」です。学校から宿題もでます。

親としては特に放課後や長期休業(夏休み等)の過ごし方で頭が痛くなります。大阪市はいきいきを利用出来るのでまだ助かります。が、弁当作りは辛いです。

小学2-3年生になると再び負担が軽くなります。子供が小学校生活に慣れてくれます。勉強もまだ簡単です。貯金するにはこの時期です。

小学4-5年生は勉強が徐々に難しくなります。中学受験組も含め、塾通いを始める子が少しずつ増えていきます。多くの子供が習い事に通っています。学校外教育費が目に見えて増えます。また、子供の身体が急激に成長するので、食費も嵩みます。

小学6年生は同時に中学校0年生です。卒業や入学に関係した行事で慌ただしく過ぎていきます。出費も重なります。中学受験するなら年間100万円は掛かると言われています。

中学1-2年生は子供関係の支出が爆発的に増えます。制服・食費・部活・学習塾が代表例です。数万円の支出が何回も重なります。小学生の頃は「子供」としての金銭感覚による支出でしたが、中学校は「大人」としての支出です。交通費も大人扱いです(これが辛い)。

中学3年生はひたすら高校受験に向けた1年となります。毎月の様に様々なテストがあります(時には月2回以上)。反対にレジャー等へ出掛けるのは難しくなります。

今から振り返ると、負担感が相対的に軽かったのは4-5歳児と小学2-3年生でした。この頃にしっかりと貯金しならも旅行やレジャーを体験し、親も体調を整えておくべきでした。

これを逆手に取ると、負担感が重い時期が重ならない様に年齢差を付けるのは一つの考え方でしょう(上手くはいきませんが)。

反対に負担感が重い年齢が重なるとしんどいです。特に多子世帯で全員が重なると地獄です。