我が家は夏に家族全員が新型コロナウイルスに感染し、長期間の家庭内隔離を余儀なくされました。当然ながら保育所には登園できません。
こうした場合、大阪市は保育料の軽減を行ってます。
新型コロナウイルス感染症に伴い保育施設等が臨時休園等になった場合の保育料の軽減(0歳~2歳児クラス)について
家庭保育協力期間外につきましては、次の(1)から(6)までの場合に限り、保育料を軽減することといたします。
(1)本市の要請により休園もしくは一部休園した場合
(2)在籍児童が感染者となった場合
(3)同居家族の感染により在籍児童が濃厚接触者となった場合
(4)区保健福祉センターの判断により在籍児童が濃厚接触者と特定された場合
(5)区保健福祉センターの判断により在籍児童がスクリーニング検査(PCR検査)を受けることとなり、検査結果が判明するまで家庭で保育した場合(検査要請日が令和3年9月1日以降のものに限る)
我が家のケースは(2)に該当します。回復してからしばらくたった後、大阪市行政オンラインシステムから新型コロナウイルス感染症に伴う利用者負担額(保育料)減額申請を行いました。
新型コロナウイルス感染症に伴う利用者負担額(保育料)減額申請
保育施設等の入所児童が新型コロナウイルス感染症に感染した場合などで、児童が保育施設等に登園しない場合は、登園しない日数の保育料を軽減しています。
家庭保育協力期間外や大阪市の要請により休園もしくは一部休園した場合以外は申請が必要です。
本市の要請により休園もしくは一部休園した場合は、本市で休園状況を確認できるため申請の必要はありません。
なお、自主的に登園を控えた場合や、本市の要請によらず、保育施設等から家庭保育の協力を依頼され登園を控えた場合は保育料の軽減の対象になりません。
その結果がようやく判明しました。保育所を通じて通知書を受け取りました。
私が当初申請した期間より若干延長された期間が療養(待機)日数と認定されていました。大阪市役所が療養期間に関する情報を有している保健福祉センターや保育所等に問い合わせをし、正確な療養期間を確認したものと考えられます。
軽減されたのは決して大きな金額ではありません。しかし、「軽減された」という事実が重要でした。保育料という側面から支援したという事実に加え、見捨てられていなかったという安堵感です。
一方、こうした軽減措置は2023年3月末をもって廃止される見通しです。
一方、現在の新型コロナウイルス感染症対策は新たな行動制限を行わず、感染拡大防止対策と社会経済活動の両立を図ることを基本的な考え方としており、保育所等についても原則開所することをお願いしています。
このため、臨時休園等を行うことを国から要請することは想定されない状況となっています。こうしたことから、新型コロナウイルス感染症に係る利用者負担額の減免措置については令和4年度末まで現在の取扱いを継続した上で、令和5年4月以降は廃止することとしております。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/pdf/shisetsu/221227.pdf
年末ギリギリにリリースされたこの話は全く広がっていません。4月以降に初めて知り、驚く方もいるでしょう。
お世話になっている保育所では、第8波でコロナが流行しているという話は全く聞きません。不思議なぐらいです。保育士に状況を訊ねましたが、「感染した園児はいるけど、いずれも家庭内だと思われます」との事でした。
あくまで推測となりますが、既に第7波までに多くの園児等が感染してしまい、一定の免疫を獲得しているからかもしれません(きっと今だけの話です)。ただ、インフルエンザも感染者は全然出ていないそうです。
一方、4歳以下向けのワクチン接種は全然進んでいません。1月15日における大阪市での4歳以下のワクチン接種率(1回目)はわずか1.24%(1078回)です(詳細はこちら)。
当面は新型コロナウイルスと付き合いながら生活するしかありません。重症化を防ぐ為にも、子供にもコロナワクチンを接種するようにお願いします。