ようやくと言うべきでしょうか。生後半年~4歳(乳幼児)を対象とした新型コロナワクチン接種券が大阪市から届きました。
接種券や予診票等、封筒に含まれていたのは大人向けに届いた物と概ね同一です。
問題は接種できる場所です。乳幼児接種を行っているのは大阪市内で84医療機関しかありません(11月24日時点)。以前より増えましたが微々たる物です。1区あたり3~4箇所程度に過ぎません。
我が家の生活圏にある接種医療機関は接種券が手元に無くても予約を受け付けていたので、接種券到着に先立って予約しました。近日中に初回接種を受けます。その3週間後に2回目、更に8週間以上後に3回目を受けます。接種スケジュールで頭が痛いです。
多くの方が小さな子供にコロナワクチンを接種させるか悩んでいるでしょう。ただ、マスクを着用できない・正しく着用するのが難しい乳幼児にとって、コロナから身を守る術はワクチンしかありません。
また、子供は予防接種慣れしています。もう何を何回接種したか分からない程に予防接種を受けています。いわば「予防接種漬け」です。しかし、これが乳幼児死亡率を劇的に低下させたのは常識です。
コロナワクチンの副反応も限定的です。以前に1-2回目接種を受けた小学生の子供は殆ど副反応がありませんでした。保育園児も殆ど無いのでは、と推測しています。
Q.乳幼児(生後6か月~4歳)の接種にはどのような副反応がありますか。
A.接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
しばしば「子供は重症化しない」とも言われます。しかし、それは大きな間違いです。昨日11月23日に大阪府から発表された日々の感染情報には、「重症 0~4歳 男児 基礎疾患無し」が含まれていました。
これから寒い冬を迎えます。冬は換気するのが難しく、保育所等では様々な病気が流行りやすい時期です。既に大阪府ではインフルエンザの感染者がじわじわと増加し始めています。
年末年始は帰省や旅行に出掛ける方も多いです。普段とは異なる場所で異なる人間と接します。コロナに感染している人間と接する可能性もあります。そうした際に乳幼児が身を守れるのは、ワクチンのみです。
我が家は接種します。皆さんも前向きに検討して下さい。迷っている方は掛かりつけ医にご相談下さい。
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