コロナ全数把握が簡略化されました。医療機関が発生届を登録する要件(65歳以上のハイリスク者等)に合致しない方は、陽性者登録センターに登録する事によって支援を受けることができます。
大阪府は大阪府陽性者登録センター申請フォームから登録を行います。が、早くも問題が指摘されています。登録するのにグーグルアカウントが必須です。
大阪府 陽性者登録センター 申請フォーム
この申請フォームは
(1)医療機関を受診せずに自己検査で陽性となった方
(2)医療機関を受診したが、発生届対象外の方
に、陽性者としての登録を行っていただくためのフォームです。陽性者登録センターに登録することで、新型コロナウイルスに係る支援を受けることができます。
※お申し込みにあたり画像データを添付して頂きますが、Googleのアカウントをお持ちでない方のお申込みはお受けいたしかねますのでご了承ください。(以下省略)
実は9月以前に抗原検査キット等を利用した自主検査によって陽性が確認された方が自分で登録する「検査確定受付」においても、グーグルアカウントが要求されていました。
(3)当面は、Googleフォームを通した申請となりますので、ご登録済のGoogleアカウントのログインに必要なユーザーID
(メールアドレス又は電話番号)とパスワードをご用意ください。
https://cov19-osakamedical.jp
私はアカウントを有していたので登録できましたが、持っていない方もいるでしょう。また、スマホで住所や電話番号等を延々と入力するのは苦痛でした。通常時ならまだしも、入力するのは高熱や咳等が苦しんでいるコロナ感染者です。
また、乳幼児や子供が陽性者登録するにもグーグルアカウントが必要とされています。が、規約上、グーグルアカウントを登録できるのは13歳以上とされています。12歳以下は陽性者登録できない事となってしまいます。
登録者の利便性を考えると、グーグルアカウントではなく電話番号に紐付けるべきでした。ハーシスと同じ考え方です。
コロナ感染者が何らかの支援を求めても、これでは登録するのは困難です。登録できないままに体調が悪化し、自治体関係者が「陽性者登録センターに登録が無かったので、支援は必要ないと受け止めた。」と弁解する姿が目に浮かびます。
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