大阪市消防局の救急搬送が著しく逼迫化しています。

出動できる救急車が10台未満となると、「救急出動体制がひっ迫しています」というツイートが呟かれます。

大阪市消防局Twitterより、日付毎に救急搬送が逼迫する時間を抜き出しました。

日付逼迫開始・終了時間時間
1/24(月)12:49~23:4310時間54分
1/23(日)19:30~24:405時間10分
1/22(土)12:44~15:573時間13分
1/21(金)18:34~22:053時間31分
1/19(水)18:05~21:273時間22分
1/17(月)11:35~17:225時間47分

救急搬送が逼迫する主な理由は、(1)救急要請が集中する、(2)搬送先が決まらず、救急車が滞留する、だと考えられます。

短い期間のサンプルとなりますが、いくつかの傾向は読み取れます。

月曜日は2週続けて正午前後から逼迫し始めています。土日は我慢して週明けに受診しようとしたところ、月曜日の受診までに体調が急変してしまったのが典型例でしょうか。

日曜日も同様です。19時以降から救急搬送が増えています。23日は24時過ぎまで救急搬送が逼迫しており、救急隊員の疲労感や一般病床の混み具合が透けて見えます。

水曜日と金曜日は18時以降に逼迫しています。昼過ぎから救急要請が増え始め、しかしながら病床が埋まっていたのでしょう。

こうした表からは、救急要請が逼迫していない時間も読み取れます。正しい言葉か自信がありませんが、「救急搬送されやすい時間帯」です。

いずれの曜日も逼迫していない時間帯があります。「午前中の早めの時間」です。また「日曜日は日没まで」です。

救急車は適正に利用するのは当然なのと同時に、できれば搬送されやすい時間帯に119番を掛けたいです。呼んでも来ない、来ても行き先が決まらないのは辛いですから。