2022年度保育所等一斉入所申込状況分析、第7回は平野区です。

※10月27日に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。


昨年より入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、0.1倍以上減少した区は水色、入所倍率が2倍を超えた箇所は赤、優先枠申込者が存在する箇所は緑で表示しています。

平野区は最も保育所等へ入所しやすい区の一つです。入所倍率0.73倍は市内で2番目に低い値です(最も低いのは西成区の0.52倍)。

他区と同様に平野区でも少子化が進行しています。0歳児の申込数が昨年より13人減少、他の年齢も殆どで減少しています。

0歳児で特に入所しにくいのは瓜破保育所(2.33倍、優先枠あり)・加美第1保育所(2.67倍、優先枠あり)・喜連保育所(3倍、優先枠あり)です。

この3保育所の募集予定数はいずれも「3人」です。恐らくは優先枠ときょうだい加点がある児童で殆どが埋まってしまうでしょう。

1歳児では36人がいちょうベビーセンターを第1希望としています。募集人数は15人と多いのですが、それを大きく上回っています。

他にはアルマ保育園や長吉六反保育園で1歳児入所倍率が2倍を上回っています。

2歳児はカリーノ保育園や東喜連保育園の高倍率が目立ちます。区全体の2歳児倍率は0.67倍と低いので、全ての2歳児が入所できるでしょう。

3歳児はいちょう保育園・すぎな保育園・瓜破保育所が高倍率となっています。地域型保育事業の卒園児は少ないので、3歳児から新規入所する方が多そうです。

平野区は面積が広く、保育所等も広域に散らばっています。一部の保育所等に強く集中せず、大半の方が第1希望へ入所できる見通しです。

今後の予定&運営支援のお願い

今年も各区毎の申込状況等を分析し、何らかの情報を掲載していきます。今年の内容は2022申込分析、昨年の内容は2021申込分析からご覧下さい。

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次回は城東区・住吉区等をお届けする予定です(順序は前後するかもしれません)。

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