男児用水着のインナー生地には注意が必要です。すぐに子供の水着を確認したのは言うまでもありません。
男児用水着のインナー生地を確認しましょう-陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-
事例
・水着を着用してアスレチックで遊んだ。数時間後、水着が脱げず、よく見ると陰茎部の皮膚が水着に挟まっていた
・海水パンツを脱がそうとしたら痛みを訴え、陰茎部の皮膚の先が挟まって陰茎から出血していた
・海水パンツのインナーのメッシュ生地に陰茎部の皮膚が挟まり、海水パンツが脱げなくなってしまった
・3歳男児の水着を脱がそうとした際、陰茎部の皮膚がインナーのメッシュ生地に挟まりけがをした
特に痛々しいのは、添付ファイルに掲載されているイラストです。目を背けたくなるぐらいです。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210715_1.pdf
被害を防ぐには、メッシュ素材の水着を購入するのを避けるしかありません。ニット素材なら安心できるそうです。
こうした商品は現物を確認できる実店舗で購入するのが無難ですね。偶然かもしれませんが、国民生活センターの調査では実店舗においてメッシュが使われている水着は販売されていなかったそうです。
少し注意が必要なのはネット通販です。現物が確認できず、メッシュが使われている水着も販売されているそうです。
子供が使っている水着はネット通販で購入した物ですが、メッシュではなくニットが使われていました。
胸を撫で下ろしました。
こうした細かい知識は殆ど知られていません。学校や保育所等から配布されるプリントには、「メッシュ素材を避けて下さい」との一文を付け加えて欲しいですね。
なお、子供がお世話になっている小学校では、ラッシュガード(上に羽織る物)・ビーチサンダル・ゴーグルの使用が許容されています。私の子供時代からは信じられません(ゴーグルのみだった)。
ただ、ここ数十年に気温の上昇を踏まえると、冷たいプールでの酷暑対策は不可欠ですね。ラッシュガードやビーチサンダルはやけど予防に効果的です。これが使えないプール授業は怖いぐらいです。