我が家も何度か購入した事があります。

子供服ブランド「motherways(マザウェイズ)」を展開するマザウェイズ・ジャパンと関連企業が6月30日に自己破産を申請しました。事実上の破綻でしょう。

 首都圏を中心に子供服店を展開するマザウェイズ・ジャパン(大阪市)と関係2社が6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、7月1日に保全管理命令を受けたことが帝国データバンクの調べでわかった。全国の約100店舗は近く閉店する見通しだという。負債は3社で計約72億4千万円。

マザウェイズ・ジャパンは1991年設立。「motherways(マザウェイズ)」のブランドで、主にショッピングセンターに出店してきた。企画した服やベビー用品を中国の業者に委託生産することで、手頃な価格で提供していた。2019年1月期の売上高は約83億円に達したが、同業他社との競争激化などで、採算が悪化。急速に店舗を増やしたことで借入金も増え、資金繰りが苦しくなったという。

https://www.asahi.com/articles/ASM714QQYM71PLFA002.html

上記記事では「急速に店舗を増やした」と指摘されています。同社ウェブサイトで確認したところ、2019年に3店舗を出店していました。

2019.3.28
なんばパークス店がOPEN致しました。
2019.3.21
けやきウォーク前橋店がOPEN致しました。
2019.3.19
ららぽーと横浜店がリニューアルOPEN致しました。
2018.10.26
浅草ROX・3G店がOPEN致しました。
2017.5.11
ZOZOTOWN店がOPENしました。

https://www.motherways.com/

出店費用を回収する間もない内に資金繰りが急激に悪化し、金融機関からの支援が止まってしまったのでしょうか。

ショップリストには、数多くの店舗名が掲載されています。大阪発祥の企業ですが、店舗は首都圏に集中しているのですね。大阪府内で8店舗しかないのは意外でした。

自己破産の直前でも、店舗は通常通りに営業していました。ブログも更新されていました。

セール残り1日!!
2019-06-30 11:51:16
テーマ:ブログ

こんにちは
本日はマザウェイズイオンモール富士宮店が担当致します!!
(以下省略)

https://ameblo.jp/mwshop/entry-12488167483.html

より詳しい内容が東京商工リサーチや流通ニュースに掲載されています。

マザウェイズ・ジャパン(株)ほか2社

~子供服専門店「motherways」を国内で展開~

マザウェイズ・ジャパンの店舗(都内)
マザウェイズ・ジャパン(株)(TSR企業コード:570991358、法人番号:9120001089582、江東区新大橋1-3-11、登記上:大阪市中央区南久宝寺町1-5-7、設立1991(平成3)年11月14日、資本金1000万円、根来豊社長)と、関連2社は6月30日、大阪地裁に破産を申請し7月1日、保全管理命令を受けた。

申請代理人は若杉洋一弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所、大阪市北区中之島2-3-18、電話06-6208-1500)。保全管理人には渡邊徹弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同、大阪市中央区北浜3-6-13、電話06-6202-4776)が選任された。
負債は、3社合計で約70億円が見込まれる。

マザウェイズ・ジャパンは、イギリス発祥の子供服専門店「motherways」を国内で展開していた。1991年にイギリスのマザーケア社との間で同社製品の国内出店販売(日本総代理店)の合意に調印して事業を開始。ベビー服やキッズ向けのカジュアルウェア、靴やアクセサリーなどの服飾雑貨など全般を取り揃えていた。ヨーロピアンテイストとリーズナブルな価格帯で知られ、ショッピングモールを中心に出店を重ね、全国94店舗を展開、2018年1月期は売上高約83億5600万円をあげていた。

しかし、低価格のチェーン店などが台頭するなど、競合激化から近年は売上が伸び悩んでいた。また、店舗出店に伴う金融債務の負担も重く、ここにきて経営も限界に達し今回の措置となった。なお、現時点で店舗の営業は継続している。

同時に破産を申請したのは以下の2社。
(株)根来(TSR企業コード:570789923、法人番号:1120001086918、大阪市中央区北久宝寺町2-1-3、設立1987(昭和62)年11月20日、資本金1000万円、加藤收一社長)
ネイバーズ(株)(TSR企業コード:014055090、法人番号:1120001188722、同市中央区南久宝寺町1-5-7、設立2015(平成27)年2月3日、資本金1000万円、齋藤由美子社長)

https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20190701_01.html

その後も店舗を増やすなど積極的な事業拡大を図っていたものの、少子化に伴う同業他社との競争激化により店舗売上げは低迷したこと加え、販売員の確保や在庫負担の増加などにより収益面も低調に推移し、不採算店舗が増加していた。

さらに新規出店に伴う費用を金融機関からの借入金で賄っていたことで、金融債務が増大していた。昨年より資金調達に苦戦を強いられるなか、昨年の暖冬の影響により秋冬物の売上げが大幅に低下したことで資金繰りが急速に悪化した。

このため、売り上げ拡大や経費削減などに努めていたものの、ここへ来て先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。

https://www.ryutsuu.biz/strategy/l070141.html

申請代理人・保全管理人が所属している事務所は、共に大阪市内有数の大手弁護士事務所ですね。

「低価格のチェーン」とは、ユニクロしまむらでしょう。

マザウェイズの服はかわいいのですが、どろんこになる保育所では使いにくいのが難点です。

ユニクロやしまむら等で購入した服の方が気軽に使いやすく、店舗にも頻繁に足を運びます(保育所で他の児童と重なる事が多いのが難点)。

店舗での営業はしばらく続けるそうです。しかし、オフィシャルウェブショップ楽天(マザウェイズ楽天市場店)は注文を停止しています。

Amazonはまだ販売中ですね。在庫がある内に注文した方が良さそうです。


https://amzn.to/2XlVQJv

また、これは私の経験なのですが、こうしたアパレルメーカーが廃業した場合、出荷・販売できなかった商品は様々なルートを通して市中に出回るケースが多いと感じています。

数ヶ月後、関西でアウトレット商品を専門的に扱うお店にて格安で販売されているかもしれません。

少子化はますます加速していきます。令和元年度の出生数は90万人を割り込みそうな勢いで減少しています。

当然ながら、子供向け商品の販売は厳しくなります。今後も破綻する企業が相次ぎそうです。