一斉入所(1次調整)で希望する保育所等に内定された方は本当におめでとうございます。多くの方からコメント等を頂きました。まだまだコメント等をお待ちしております。

【重要】2020年度(令和2年度)保育所等一斉入所の結果が続々と到着中&コメント待ってます

入所が決まった方は様々な準備が待っています。

保育所等で持ち物等は、【入所準備】保育園グッズのご準備を!我が家はAmazonで買っていますを参考にご購入下さい。

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ただ、必要な持ち物は施設によって異なります。例えば数年前は午睡用布団を家庭から持参するのが一般的でしたが、徐々に減少している様に感じます(保育所等が準備している)。

内定通知書に同封されいる書類や入園前説明会等で配布されるしおり等を見ながら、無駄が無い様にご準備下さい。

中にはまだ通知が届いていない方もいます。特に大阪市港区には全く届いていない様子です。

未着の方は区役所(保健福祉センターの保育担当)へ電話で問い合わせれば教えてくれると聞いています。郵便が待てない方はお電話をして下さい。

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(1/27 12時15分追記)
「港区役所は電話で教えてくれず、本人確認書類を持参して窓口で教えてもらった」というコメントを頂きました。ご注意下さい。
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一方、残念な事に「入所保留」となってしまった方も少なくありません。当ウェブサイトへのコメントやメールでも聞きました。2000人以上が入所保留になったと推測されます。

しかし落胆している時間はありません。早急に対応を決めなければなりません。4月以降の保育が浮いてしまう事態は何としてでも避けなければなりません。

考えられる選択肢を整理しました。

2次調整

1次調整で定員を充足しなかった施設、入所申込後に開所が決まった施設、3-5歳児向けの空き保育室を利用して行う「期間限定保育」等を対象とした「2次調整」が行われます。

2次調整を行う施設等は入所保留通知に同封されているリスト、もしくは各区役所のウェブサイトに記載されています(大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):キーワード「保育」からご覧下さい)。

ただ、現時点で公表されているのは、あくまで1次調整の結果が発表された当日の情報です。それ以降の変動は反映されていません。

たとえば2月に入ってから年度末での退所が判明した児童の情報は含まれていません。こうした情報を申込予定者に伝えるかは、区によって差があります。

一部の区は「2次調整の空き情報に変更がある場合は、2月3日(月曜日)に改めてホームページで公表いたします。」と明記しています。

 1月24日現在の2次調整の空き情報に変更がある場合は、2月3日(月曜日)に改めてホームページで公表いたします。

https://www.city.osaka.lg.jp/asahi/page/0000492020.html

また、稀ではありますが、入所予定数が「0人」となっている施設・年齢でも2次調整で入所できるケースもあります。

この選考数(予定)は、令和2年1月24日時点の情報です。受入可能数(空き)が「0(空白)」のクラスについても、児童の入退所や1次調整結果の辞退、保育所の事情等により、変更となる場合があります。

https://www.city.osaka.lg.jp/higashiyodogawa/page/0000425605.html

どうしても入所したい保育所等の募集数が0人でも、敢えて第1希望とする方法もあります。典型的なのは、1次調整できょうだいが在籍している保育所等のみを記入して保留となった場合です。

しかし、他の保育所等の希望順位が下がってしまうのでご注意下さい。2次調整の第1希望が207点(きょうだい加点)で決まらず、第2希望200点(加点なし)でも決まらないケースがあり得ます。

2次調整で多くを占めるのは、1次調整で定員を充足しなかった施設です。入所希望者に対して申込者が少なかった施設・年齢・地域が中心です。

その為、待機児童問題が深刻で入所保留者が多い、大阪市中心部・1-2歳児での募集は限られています。特に北区・中央区・天王寺区は少ないですね。

1次調整と同じく、市中心部・保育所・1-3歳児・募集枠が少ない施設等は入所しづらい傾向があります。それぞれの点数に応じ、募集枠が多い施設を中心に検討するのが良いでしょう。

2次調整を行う保育施設の中には、多くの0-2歳児を募集する施設もあります。新たに開所する小規模保育が中心です。

実は1次調整への申込後に開所が決定した施設は、原則として1次調整で募集が行われませんでした。全定員を2次調整で募集するので、比較的入所しやすくなっています。

また、大阪市では「期間限定保育」が行われています。

主に待機児童問題が深刻な1-2歳児を対象とし、新設保育所等の空き保育室を活用し、2歳児クラスの終了までの保育を行うものです。

【重要】平成31年4月から8保育所で「期間限定保育」が実施されます(2次調整で募集)

保育期間は1-2年間と限定されていますが、これは地域型保育事業と同期間です。

また、3歳児クラスへ入所を申請する際には卒園児加点(6点)が加えられます。同一保育所等への入所申込もできるので、同じ保育所等で6年間を過ごす事も可能です。

ただ、期間限定保育を行う保育所等は決して多くありません。自宅近くの保育所等で行われていたら検討する程度の位置づけでしょうか。

企業主導型保育・認可外保育施設

2次調整と並行しつつ、企業主導型保育や認可外保育施設を検討する方法もあります。

どちらも「認可外保育施設」ですが、企業主導型保育は一定の公費助成が行われています。その為、それ以外の認可外保育施設と比べると保育料は低く抑えられています。

特に世帯所得が高くて保育所等の保育料が上限額となってしまう世帯では、企業主導型保育の保育料の方が大幅に低くなります。月額3万円以上の違いが生じるケースもあります。

ただ、企業主導型保育は開始されて間もない制度です。保育施設の運営になれていない企業等が携わっている場合もあり、様々な問題等も報じられています。

また、監督するのは大阪市ではなく、内閣府が委託する法人です。施設運営に対する相談・指導・監督が弱いのは否めないでしょう。

【ニュース】企業主導型保育開設で3人を詐欺容疑で逮捕 緩い審査・自治体は関与できず

なお、平成31年度一斉入所より、企業主導型保育施設の在園児に対しても「5点」が加点される様になりました。保育所等へ転園しやすくなりました。

企業主導型以外の認可外保育施設は、自治体(大阪市)が監督等を行っています。中には大阪市が保育料等の補助を行っている施設もあります(詳細はこちら)。

企業主導型保育や認可外保育は、施設間の保育内容・設備・保育料等の違いが極めて大きくなっています。必ず見学し、特に保育室の安全面をご確認下さい。特に保育室の見学を全面拒否する施設は要注意です。

4月以降の企業主導型・認可外保育施設の入所枠は、一斉入所の結果発表後に大きく変動します。

一斉入所での内定者からは徐々に「3月末で退所する」との連絡が入るでしょう。募集数が確定するには時間が掛かります。

幼稚園の預かり保育

3歳以上であれば、幼稚園に入園するという方法もあります。入園申込は10月で締め切られていますが、入園辞退者等が発生して追加募集している園もあります。

多くの幼稚園は夕方や長期休業中に「預かり保育」を行っており、中には保育所に近い時間帯で運営している幼稚園もあります。

また、昨年10月から開始された幼保無償化により、預かり保育も無償化の対象となったのは見逃せません(園側の申請が必要な点にご注意を)

 関西のある自治体にこの夏、問い合わせの電話が入った。「近所の幼稚園の預かり保育が、無償化の対象にならないと聞いたが、どういうことか」

 自治体職員が確認すると、幼稚園は無償化に必要な申請をしておらず、こう説明した。「預かり保育は希望者が多く、利用できない人もいる。利用者だけ無料では不公平になる」

 保護者の一人は「仕事を続けるには、預かり保育を利用するしかないので、幼稚園に文句は言いづらい」と思い悩む。

 幼稚園が夕方まで行う「預かり保育」は無償化の対象だが、園側の申請が必要で、無償化するかどうかは各園の判断次第だ。

内閣府や文部科学省によると、「無償化に必要な申請手続きが手間」「無償化で利用者が増えれば職員増が必要になり、人件費がかさむ」などの理由で、こうした「無償化辞退」が各地で起きているという。(以下省略)

https://yodokikaku.net/?p=29784

ただ、一般的に幼稚園の保護者負担は保育所より大きいと聞きます。保護者が参加する行事や弁当持参が典型例ですね。

育休延長

保育施設の利用を先延ばし、育児休業を延長する方法もあります。

保育所等に入所できなかった場合、育児休業を一定期間延長できる制度が設けられています。要件を満たせば育児休業給付金の受給期間も延長されます。

【日経新聞より】保育所の利用申請、育休延長目的の「落選狙い」横行

しかし、延長後に入所できるとは限りません。年度途中入所は募集数が少ないのに加え、認可外保育施設等を利用している児童に点数が加えられる結果、育休明けの途中入所は非常に難しいのが実情です。

年度途中の育休明けと同時に認可外施設へ入所し、翌年度の一斉入所を待つという方も少なくありません。

まずは区役所へ相談、各施設の見学を

2次調整の受付締切は2020年2月14日(金)です。例年よりやや長いとは言え、3週間しかありません。

まずは早急に区役所へご相談下さい。区役所には地域の保育施設に関する情報が集まってきます。一斉入所の結果を基に、現在の状況や今度の見通し等をアドバイスしてくれるでしょう。

同時に申込を検討している施設に連絡して見学して下さい。見学なしで申し込むのはリスキーです。

大阪市内にある殆どの保育施設は、当ウェブサイトに設置している大阪市子育て支援施設データベースマップに掲載しています。ご活用下さい。

当ウェブサイトでもできる限りのアドバイスが出来れば、と考えています。必要な方は問い合わせからご連絡下さい。既にコメントやメール等を頂いた方は、順次お返事をお送りしています。

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