一斉入所(1次調整)で希望する保育所等に内定された方は本当におめでとうございます。多くの方からコメント等を頂きました。

【重要】平成31年度保育所等一斉入所の結果が続々と到着中です&到着コメント待ってます

4月入所・復職や就職等に向けて、説明会・健康診断・入園準備等が待っています。

持ち物等は、【入所準備】保育園グッズのご準備を!我が家はAmazonで買っていますを参考にご購入下さい。

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ただ、必要な持ち物は保育所等によって異なります。入園前説明会等で配布されるしおりを見ながら、無駄が無い様にご準備下さい。

中にはまだ通知が届いていない方もおられる様です。月曜日に区役所へ電話で問い合わせれば、教えてくれると聞いています。郵便が待てない方がお電話下さい。

反面、残念な事に「入所保留」となってしまった方も少なくありません。当ウェブサイトへのコメントやメールでもお聞きしています。大阪市内では2000人前後が入所保留になったと推測されます。

しかし落胆している時間はありません。気持ちを入れ替えて、この先の方針を決める必要があります。何としても4月以降の保育が浮いてしまう事態を避けなければなりません。

考えられる選択肢を整理しました。

1.2次調整

1次調整で定員を充足しなかった施設・入所申込後に開所が決まった施設・3-5歳児の保育施設等を利用して行う「期間限定保育」等を対象とした「2次調整」が行われます。

2次調整を行う施設等は入所保留通知に同封されているリスト、もしくは各区役所のウェブサイトに記載されています(大阪市役所ウェブサイト更新情報(非公式):キーワード「保育」からご覧下さい)。

ただ、現時点で公表されているのは、あくまで1次調整の結果が発表された当日(2月1日)の情報です。それ以降の変動は反映されていません。

たとえば2月に入ってから年度末での退所が判明した児童の情報は含まれていません。稀ではありますが、入所予定数が「0人」となっている施設・年齢でも2次調整で入所できるケースもあります。

どうしても入所したい保育所等の募集数が0人であっても、敢えて第1希望とする方法もあります。しかし、他の保育所等の希望順位が下がってしまうのでご注意下さい。

1-1.定員未充足施設

2次調整で大半を占めるのは、1次調整で定員を充足しなかった施設です。入所希望者に対して申込者が少なかった施設・年齢・地域が中心です。

その為、待機児童問題が深刻で入所保留者が多い、大阪市中心部・1-2歳児での募集は極めて限られています。

とは言え、2次調整の中心を占めているのは間違いないでしょう。中には市中心部・1歳児の2次調整枠もあります(1次調整作業後に辞退届が提出されたのでしょう)。

1次調整と同じく、市中心部・保育所・1歳児・募集枠が少ない施設等は入所しづらい傾向があります。それぞれの点数に応じ、募集枠が多い施設を中心に検討するのが良いでしょう。

1-2.1次調整申込後に開所決定した施設

2次調整を行う保育施設の中には、多くの0-2歳児を募集する施設もあります。新たに開所する小規模保育が中心です。

実は1次調整への申込後に開所が内定・決定した施設は、原則として1次調整で募集が行われませんでした。全定員を2次調整で募集するので、募集枠は大きめです。比較的入所しやすくなっています。

1-3.期間限定保育

平成31年4月から新たに「期間限定保育」が開始されます。

主に待機児童問題が深刻な1歳児を対象とし、新設保育所等の空き教室等を活用して2歳児クラスの終了まで保育を行うものです。

【重要】平成31年4月から8保育所で「期間限定保育」が実施されます(2次調整で募集)

保育期間は2年間と限定されていますが、これは地域型保育事業と同期間です。

また、3歳児クラスへの入所申請時には卒園児加点(6点)が加えられます。同一保育所への入所申込もできる、同じ保育所で6年間を過ごす事も可能です。

特に市内中心部にある保育所では、数多くの第1希望が集中すると予想されます。募集数が多いとは言え、一定以上の点数が必要になりそうです。

2.企業主導型保育・認可外保育施設

2次調整と並行しつつ、企業主導型保育や認可外保育施設を検討する方法もあります。

どちらも「認可外保育施設」ですが、企業主導型保育は一定の公費助成が行われています。その為、それ以外の認可外保育施設と比べると保育料は低く抑えられています。

ただ、企業主導型保育は開始されて間もない制度であり、保育施設の運営になれていない企業等が携わっている場合が少なくありません。

また、監督するのは自治体ではなく児童育成協会となっています。施設運営に対する相談・指導・監督体制が弱いのは否めないでしょう。

なお、平成31年度一斉入所より、企業主導型保育施設の在園児に対しても「5点」が加点される様になりました。205点あれば、大半の保育施設へ入所できています。点数面でのハードルがぐっと下がりました。

それ以外の認可外保育施設は、自治体(大阪市)が監督等を行っています。中には大阪市が保育料等の補助を行っている施設もあります(詳細はこちら)。

大阪市が許認可を行っている保育所等と比べ、施設間の保育内容・設備・保育料等の違いが極めて大きくなっています。

必ず見学し、特に保育室の安全面をご確認下さい。特に保育室の見学を全面的に拒否する施設は要注意です。

4月以降の企業主導型・認可外保育施設の入所枠は、一斉入所の結果発表後に大きく変動します。早めに連絡・見学する様にして下さい。

3.幼稚園の預かり保育

3歳以上であれば、幼稚園に入園するという方法もあります。入園申込は10月で終わっていますが、入園辞退者等が発生して追加募集している園もあります。

多くの幼稚園は夕方や長期休業中に「預かり保育」を行っており、中には保育所に近い時間帯で運営している幼稚園もあります。

また、話を聞く限り、幼稚園に通っている時間帯に近所で短時間で働いている母親が増えているそうです。

ただ、保護者が参加する行事・弁当・預かり保育に要する費用等、保育所より保護者の負担が大きくなるケースが少なくないと聞いています。

4.育休延長

保育施設の利用を先延ばし、育児休業を延長する方法もあります。

保育所等に入所できなかった場合、育児休業を一定期間延長できる制度が設けられています。要件を満たせば育児休業給付金の受給期間も延長されます。

【日経新聞より】保育所の利用申請、育休延長目的の「落選狙い」横行

しかし、延長後に入所できるとは限りません。年度途中入所は募集数が少ないのに加え、認可外保育施設を利用している児童に点数が加えられる結果、育休明けの途中入所は非常に難しいのが実情です。

年度途中の育休明けと同時に認可外施設へ入所し、翌年度の一斉入所を待つという方も少なくありません。

まずは区役所へ相談、各施設の見学を

2次調整の受付締切は平成31年2月15日(金)です。2週間しかありません。

まずはできる限り早く区役所へご相談下さい。地域の保育施設に関する情報は区役所に集まってきます。一斉入所の結果を基に、現在の状況・児童が置かれた立場・今度の見通し等をアドバイスしてくれるでしょう。

同時に申込を検討している施設に連絡し、現地を見学して下さい。見学なしで申し込むのはリスキーです。

大阪市内にある殆どの保育施設は、当ウェブサイトに設置している大阪市子育て支援施設データベースマップに掲載しています。ご活用下さい。

当ウェブサイトでもできる限りのアドバイスが出来れば、と考えています。必要な方は問い合わせからご連絡下さい。既にコメントやメール等を頂いた方は、順次お返事をお送りしています。

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