恐らくは昨日までに全ての申込者へ結果通知が送られました。

第1希望に内定してホットした方、下位希望に内定して少し困っている方、入所保留となって途方に暮れている方、様々な方の声を聞きました。

目下、困っている方へ順次メールをお送りしています。27日朝9時までに連絡等を頂いた方にお返事をお送りしました。

頂いたコメント等から、現時点で抱いた感想等を簡単にまとめました。なお、数字的な裏付けはありません。

中央区の3歳児入所が極めて厳しい

多くの方から「中央区の3歳児入所で保留となった」「辛うじて第4~6希望で決まった」といったコメント等をお寄せ頂きました。

中央区の3歳児は募集予定52人に対し、何と132人が申し込んでいました。入所倍率は2.54倍、単純計算すると80人が入所保留となる計算です。

しかも募集予定中の約半数は、森ノ宮駅の南西にあるなにわのもり保育園とアーバンチャイルド保育園上町が占めています。

同区は小規模保育が非常に多く、谷町筋に集中しています。卒園後の保育の場所を整備しなかった、中央区役所に重大な責任があります。

なお、同区にお住まいの方からは「幼稚園も厳しかった」という声を聞きました。今後、企業主導型保育や認可外保育を検討する方が増えそうです。

港区の1歳児も極めて厳しかった

今回の一斉入所では「共働きでも港区で1歳児入所できなかった」という声も多数聞きました。入所倍率は1.69倍、恐らくは過去最高です。

私が覚えている限り、ここ2年間は港区で新しい保育所は設置されなかったと思います。少子化が進んでいる地域なので、徐々に保育需要が減少するとの判断でしょう。

一方、港区(特に東部)は大阪市中心部への通勤に便利な地域です。地価も中心部ほど高くありません。

リーズナブルなこの地域に住み、短時間通勤で通える中心部で共働きし、ここで子育てするのは合理的な判断でしょう。

こうした動向に対し、保育施設の整備が適切に行われなかったと感じています。保育需要はモザイク状に変化します。

大きな加点があっても入所できなかった

例年、フルタイム共働き+きょうだい加点がある1歳児は、ほぼ確実に入所できています。

入所できなかったのは募集数が著しく少ない、倍率が著しく高い、保育士優先枠の利用者が多い、といった一部の保育所等に限られました。

しかし、今年は既に「207点以上でも入所できなかった」という声を幾つも聞きました。希望した保育所は、上記の条件に当てはまらないケースが少なくありません。

あくまで推測となりますが、中間発表後に募集数を下方修正した(保育士不足による縮小運営)、きょうだい加点に加えて認可外加点や企業主導型加点等を得た方が多かった、が理由の一つかもしれません。

ただ、中には保育所等が誘発した部分もあります。0歳児募集と比べて1歳児募集数が極めて少ない保育所等があります。

きょうだいでも入所できなかったある保育所は0歳児募集数が10人を超えているの対し、1歳児募集数は2人のみでした。余りに均衡を逸しています。

保育所等への申込みが最も多いのは1歳児です。1歳児募集数を増やすように、大阪市が指導すべきではないでしょうか(0歳児募集数が減ってしまう恐れがありますが)。

(随時追記します)

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