「保育園落ちた日本死ね」ブログで高まった待機児童対策の為でしょうか、厚生労働省が「保育施策の充実や待機児童の解消」に関する意見を募集しています。

「保育」について あなたの声を お聞かせください

厚生労働省では、「保育制度の改善について国民の皆様がどのようなことを望んでいるのか」また、「保育園等の利用を希望する保護者がどのような「保活」を行っているのか、「保活」についてどのようなことを望んでいるのか」を把握し、保育施策の充実や待機児童の解消のために活用したいと考えております。

ぜひ、皆さまからのご意見をお寄せください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117083.html

待機児童・入所保留児童の大半は首都圏で発生しています。大阪市でも生じていますが、東京の酷さは想像を超えます。

首都圏・大都市(通勤圏を含む)とそれ以外、制度設計や実際の運用、自治体・保育園・保育士・申込者という当事者、それぞれで課題や問題点は異なるでしょう。出来る事と出来ない事もあります。

たとえば「保育士の給与増」は多くの方が一致する課題でしょう。しかし、財源をどうするかは意見が分かれます。保育料がやや高くて財政運営が決して順調ではない大阪市民目線としては、「首都圏の保育士給与増は、財政が豊かな各自治体が独自に負担すべき。安すぎる保育料を値上げして補うべき。」という意見もあるでしょう。

この問題で分かったのは、首都圏での子育ての厳しさです。やはり長期的には一極集中の解消が不可欠ではないでしょうか。関西出身の方は、これを機会に東京から戻ってきませんか?(笑)

厚労省に思うところがある方は、ぜひ上記ページから意見を送って下さい。意見の内容も去る事ながら、やはり「意見の数」が物を言うでしょう。どんな意見でも遠慮せずに送ってしまいましょう。また、同じ内容をお住まいの自治体にも送って下さい。