大阪はここ数日で驚くほど急激に気温が低下しました。日中に日傘無しで出歩けるのは何ヶ月ぶりの事でしょうか。日射しは未だ未だ暑いのですが、8月や9月上旬の様な酷暑とは比べものになりません。久しぶりに子供と屋外公園でしっかりと遊んできました。

夏場の子育て環境は年々過酷になっています。10年ほど前は8月の土日でも子供と一緒に気軽に外出できたのですが、ここ数年は「暑すぎるからやめよう」「暑さをしのげる屋内に出掛けよう」と考えてばかりです。

カレンダーを遡って確認したところ、子供と一緒に屋外の公園で出かけたのはGW明けの5月中旬が最後でした。暑さと草木の生長と蚊の発生の為、それ以降は全く公園で遊んでいません。

以前は6月下旬から9月上旬頃までが暑さを気にする時期でした。しかしながら最近は5月下旬から9月末までは暑さを気にし、7月下旬から8月末は屋外で遊ぶのは絶対に控えています。気候が劇的に変わってしまいました。

夏場の外遊び不足は子育て世帯に深刻な影響を及ぼしています。子供が体力を持て余し、自宅内で走ったり暴れがちになっています。親が注意してもなかなか収まらず、最後には泣くまで叱りつけてしまっています。

子供の体力も少し落ちているかもしれません。身体を動かす頻度が減っているので仕方ありません。座ってテレビを眺める時間が長くなってしまいました。

代わりに頻繁に出掛けたのは「書店」です。昔と比べると街の書店は随分と減ってしまいましたが、大阪市内中心部には未だ大型書店があります。子供と一緒に絵本コーナーを歩きながら、どんな本に興味を示すかと様子を見ています。

先日は仕掛けがあって遊べる絵本に手を伸ばしましたが、「この本は保育園にあった」「おうちにあった」と呟きながら手に取っていました。何冊もの本を読み、最後には「これが欲しい」と主張した本を購入して帰宅しました。

振り返って考えると、(特に夏場に)子供と一緒に書店へ出掛けるメリットは大きいです。涼しい環境で子供の知的好奇心を刺激でき、自宅で静かに過ごせる本を探せます。費用は交通費と書籍代(購入した場合)のみで済みます。

図書館にも何度か出掛けました。書店より蔵書量は遙かに多い一方、どうしても出版年が古い本が多いのが気になりました。最近の子供達に人気がある本は相対的に少なく、貸出を希望しても数週間(場合によってはそれ以上)も待たされてしまいます。だったら書店で購入します。

夏場の酷暑は来年以降も続きます。子供と一緒に外出する先に困ったら、「書店」も候補に加えてみて下さい。同じ様な親子で賑わっています。