10連休が2週間後に迫ってきました。
我が家は食事会1回が決まっているだけで、残りの予定は全くの空白です。
観光旅行は完全にタイミングを逃してしまったので、大阪で過ごすか実家に帰省するかのどちらかになりそうです。
10連休で最も気掛かりなのが「急な発病」でしょう。掛かり付けの診療所の多くは休診中なので、休日診療を実施している医療機関を探す事になります。
そこで大阪府が10連休中の医療体制を公表しています(情報提供を頂きました、ありがとうございます)。
10連休(4月27日から5月6日まで)における医療提供体制について
■救急医療に関する情報 (休日・夜間急病診療所等)
■医療機関の診療情報 (病院・診療所・歯科診療所)
■薬局の開局情報http://www.pref.osaka.lg.jp/hokeniryokikaku/10renkyutop/index.html
また、全国の情報は厚生労働省が取りまとめて公表しています。
2019年4月27日から5月6日までの10連休における各都道府県の医療提供体制について
これを見れば、帰省先や旅行先の診療体制が確認できます。
ざっと見たところ、4/27・4/30~5/2に掛けて診療を行う医療機関が多いと感じました。「例年も休みとなる祝日や日曜は休診するが、10連休特有の休日は診療する」という考え方ですね。
こうした医療機関には患者が集中すると予想されます。特に小さな乳幼児が受診する方は、予め電話等をして待ち時間を確認した方が良いでしょう。
「嬉しい(36.5%)」を「嬉しくない(41.0%)」が上回る
このタイミングで時事通信が「10連休に関する世論調査」を実施しました。
特に業務負担や育児負担が大きい年代では、「嬉しくない」が多い結果となりました。
10連休「うれしくない」4割=家事も仕事も「休めない」
2019年04月13日16時10分
時事通信が実施した「10連休に関する世論調査」で、ゴールデンウイークが新天皇の即位に伴い10日連続の休祝日となることについて、4割が「うれしくない」と回答したことが分かった。
「とてもうれしい」9.3%、「まあうれしい」27.2%で「うれしい」の計36.5%に対し、「全くうれしくない」14.8%、「あまりうれしくない」26.2%の計41.0%が「うれしくない」と回答。「関心がない」も21.1%あった。
「うれしくない」を年齢別に見ると、働き盛りの30歳代で46.9%、40歳代は45.9%に上った。(以下省略)
何と「嬉しい(36.5%)」を「嬉しくない(41.0%)」が上回りました。10連休が目前に迫り、現実感と切迫感を感じ始めたのでしょうか。
「嬉しくない」と回答した割合が30-40代で高いのも頷けます。
この世代は働き盛り、そして育児負担が大きい年代です。
保育所・幼稚園・学校が休みなので子供の相手をしなければなりません。家事量も増えます。仮に仕事が10連休でも、自宅で気が休まらないまょう。
10連休中も出勤する方も少なくありません。日中の子供の過ごし方に頭が痛くなります。
また、30-40代は未婚率が急増している年代です。
サービス業等で非正規雇用として働いている方が多く、10連休も通常通りの勤務スケジュールとなる勤務先が少なくないでしょう。
結果として、10連休によるしわ寄せが日常の業務負荷・育児や家事の負担が多い年代に偏る結果が垣間見えます。
保育所や小学校で話す方の大半は、10連休には否定的です。
一方、「10連休では無く、3-4連休に分散して欲しかった」という声を多く聞きました。3-4連休なら慣れているので、育児・家事も乗り切れます。
新元号発表時の大騒ぎを見ている限り、今上天皇の退位・新天皇の即位日前後を休日とするのは一定の合理性があるでしょう。
しかし、わざわざGWとくっつける必要はありませんでした。
例えば5月末(5/30-6/2)を休みとしていたら、我が家はゆっくりできました。5月で疲れた身体を休められました。
10連休と休日明け、どんなトラブルが起こるのでしょうか。戦々恐々としています。