学校や家庭から大阪・関西万博へ来場できない大阪府の児童を対象にした「大阪・関西万博への児童・生徒の夏休み特別招待」につき、中学生を追加募集した上で募集期間を7月18日まで延長します。

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当初想定した程度の募集人数が集まらなかったのでしょう。非常に有意義な企画ですが、混み合う夏休み・酷暑・現地滞在時間が4時間・初対面の児童生徒でのツアー形式などが敬遠されたのかもしれません。

夏休み期間中なので、大阪市の児童生徒は何度でも万博会場を訪問できる「夏パス」が利用出来ます。小学生はまだしも、中学生以上であれば「子供だけで行ってきて」とする家庭もあるでしょう。我が家も中学生以上の子供は親が来場予約・パビリオン予約した上で遊びに行かせます。

親にとって、子供の夏休みの過ごし方は本当に頭が痛いです。時間が余るとずっとゲームやテレビに夢中になってしまいます。かと言って、どこかに行くとお金が掛かります。計画も必要です。食事も必要です。

子育てする上で負担を強く感じる場面の一つが「長期休業」です。政府や自治体は夏休み中等の保護者の負担軽減や子供の過ごし方について真摯に向き合って欲しいです。

そうした観点からは、この万博特別招待企画は極めて有益です。いわゆる「体験格差」を埋める効果も大きいです。もしも募集人数が足りなければ、「学校で行ったけどもう一度行きたい!」と考える子供達も追加して欲しいです。