暑い日が続いています。日差しが厳しく、未だ4月なのに早くも日傘を使い始めています。

子供達は新年度早々から水筒を持参して出掛けています。親世代が小中学生だった頃は夏場だけ持参していた記憶がありますが、子供が学校に通い出した頃はGW明けから持参する様になり、ここ数年は年中持参しています。

お茶の消費量は非常に激しいです。沸かして作るだけの余裕がないので、最近は水出しタイプの麦茶を重宝しています。2リットル程度の麦茶ポットに1パックを入れて冷蔵庫で冷やせば、2時間程度で美味しい麦茶が完成します。

園児が保育所等で使っている水筒にも変化が起こっています。第1子が在園していた10年ほど前は、多くの園児がプラスチックタイプの水筒を用いていました。プラスチック水筒は軽く、力の弱い未就学児でも持ち運びしやすいです。値段も安いです。

しかし、ここ数年で一変しました。殆どの園児がステンレスタイプの水筒を用いています。プラスチックタイプと比べてやや重く、園内で落としてしまった場面も目撃しました(プラスチックタイプでも落としますが)。値段もやや高めです。

考えられる理由は「猛暑」です。ここ数年の猛暑は深刻です。冷蔵庫でしっかり冷やしたお茶を持って登園しても、給食を食べる頃には温くなってしまいます。それどころか、麦茶が悪くなってしまいます。帰宅後にプラスチック水筒のお茶から、ほんの少しですが変な臭いを感じた事もありました。

我が家の子供もステンレスタイプの水筒を持参しています。初めの頃は重さに戸惑っていましたが、徐々に慣れ、自分で自由に蓋を開けてお茶を飲めています。落下による破損が心配でしたが、今のところは凹む程度で済んでいます。

保育園からは「水筒は首にヒモで掛けず、必ずカバン等に入れて持参して下さい。」との指示もありました。全国各地の保育所等で紐やロープ等による窒息事故が相次いだ為でしょう。

【ニュース・5/24追記】園庭遊具のトラロープが3歳園児の首に絡まる、意識不明→回復 なずなの森保育園(埼玉県久喜市)

特に水筒をヒモで首から下げたまま遊ぶのは危険です。ヒモが首に絡まって窒息したり、転んだ際に地面と水筒に挟まれる形で腹部や胸部を強打する事故が起こっています。消費者庁は「水筒はなるべくリュックサック等に入れましょう」「水筒を首や肩に掛けているときに走らないようにしましょう」「遊具等で遊ぶ場合は、水筒を置いて遊ぶようにしましょう」と呼びかけています。

猛暑と安全対策の呼びかけにより、保育園児が持参する水筒は一変しました。これから水筒を購入される方は、こうした変化を気に留めて下さい。

なお、学校へも毎日水筒を持参しています。涼しい季節なら兎も角、暑い季節には保育園で使っているサイズの水筒では全く足りませんでした。大きめの水筒(0.8リットルサイズ)を買い足し、日によっては水筒2本を学校へ持っていきます。