周囲で「インフルエンザに感染した」という話を頻繁に聞きます。お世話になっている保育所や小学校からは、感染予防や感染後の休養等に関するお知らせが配布されました(中学校からは無い)。

先日に行われた個人懇談でも、小中学校の先生から「猛烈な勢いで感染が広がっている」「休んでいる先生もいる」との話がありました。手洗いの徹底の他、教室に暖房を入れつつも窓を開けて換気を促しているそうです。ただ、マスク着用に関する話はありませんでした。

実は大阪市は小中学校の学級閉鎖情報をウェブサイト上に掲載していません。コロナ禍前までは掲載していたのですが、コロナ禍中に取りやめとなりました。5類移行後も掲載しないままとなっています。

しかしながら、堺市等は公表しています。大阪市の情報公開が後退しています。

集団かぜによる臨時休業について(堺市)
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/torikumi/oshirase/influ.html

但し、知る術はあります。感染症情報マップ(マップビュー)には学校園毎のインフルエンザ感染者数や学級閉鎖数が掲載されています。

12月18日時点のデータから、現に学年閉鎖を行っているとされている学校を拾い上げました。
・長池小学校(阿倍野区)
・春日出中学校(此花区)
・平林小学校(住之江区)
・安立小学校(住之江区)
・粉浜小学校(住之江区)
・今福小学校(城東区)
・柏里小学校(西淀川区)
・泉尾東小学校(大正区)
・緑中学校(鶴見区)
・深江小学校(東成区)
・西淡路小学校(東淀川区)
・海老江東小学校(福島区)
・豊崎小学校(北区)
・堀川小学校(北区)
・東三国中学校(淀川区)
・木川小学校(淀川区)

これほど多くの学校で学年閉鎖を実施しているとは思いもしませんでした。より多くの学校が学級閉鎖を実施、そして更に多くの児童生徒がインフルエンザに感染しています。

幸いな事に我が家ではここ数年は誰もインフルエンザに感染していません(新型コロナで一家全滅はしましたが)。予防接種を欠かさず受けている為かもしれません。

来週頭には小中学校が終業式を迎え、多くの保育所等は来週末で年内保育が終了するでしょう。子供が集団生活から感染するリスクは減少しますが、代わりに年末年始の帰省等に伴う感染リスクが増大します。

予防接種・手洗い・マスク着用・人混みの回避等、無理なく出来る範囲での感染対策を心がけて下さい。