8月29日14時時点で台風10号は諫早湾・有明海付近で停滞しています。今後は進路を東へ変え、大分県から瀬戸内海へ抜ける見通しです。

既に大阪市内は時折強い風が吹き、雨も降ったり止んだりを繰り返しています。台風が接近する明日以降は更に風雨が増すと考えられます。

大阪市内の保育所等や小中学校は、原則として暴風警報や特別警報が発表される、もしくは大阪環状線や大阪メトロが計画運休を行うと臨時休業となります。明日以降はいつ暴風警報が発表されても不思議ではない状態となります。

保育所等や学校からは、雨風が強くなった場合や暴風警報が発表された場合の対応等について何度も連絡がありました。

お世話になっている保育園からは、「暴風警報が発表されたら、早急にお迎えをお願いします。」「登降園は細心の注意を払って下さい。」「土曜日も保育を行いますが、仕事を休める方は家庭保育のご協力を願います。」「暴風等によって園舎等に被害が生じた場合は、月曜日以降の保育に支障が生じる恐れがあります。」といった旨の連絡がありました。

激しい風雨が吹き荒れている中でのお迎えにて注意が必要なのは「自転車」です。特に「傘差しでの2人乗り・3人乗り」は極めて危険です。少なくとも親子で雨ガッパを着用する、できれば自転車以外の方法による送迎を検討下さい。

保育園でも台風対策が進んでいました。飛散する可能性がある物は屋内に収容し、屋外に設置していた日よけ用サンシェードを折り畳んでいました。水嚢も準備していました。

小学校からは「暴風警報が発表されたら、授業を切り上げます。」「発表時間によっては早めに給食を食べます。」「児童だけで下校させるのは危険なので、保護者のお迎えをお願いします。」「お迎えが難しい方は個別にご連絡下さい。」との連絡がありました。

児童・災害対応はしっかりしている小学校なので、安心して子供を任せられています。

一方で中学校からは臨時休業等の判断基準を記した「非常変災時等の措置について」というプリントが配布されたのみでした。保育園や小学校と比べて、実にあっさりとしています。

しかし、過去には『唐突な事由で緊急下校したにも関わらず、保護者への連絡を忘れて混乱した。』『暴風警報が発表され、危険な風雨が吹きすさぶ中を下校させた。』という実績があります。中学校の対応は信用していません(個別には生徒思いの先生が多いのですが)。

大阪でも明日以降は風雨が更に強くなりそうです。皆様もお気をつけ下さい。