(8/29追記)
台風10号は停滞しています。1日かけて鹿児島県沖から熊本県へとようやく上陸しました。九州南部を中心に大きな被害が発生しています。
その後の進路も不透明です。気象庁も米海軍も絞り切れていません。
各報道等によると「このまま日本海へ抜けた後に偏西風によって東北方面へ向かう」、もしくは「四国や近畿南部で停滞する」という可能性が高いそうです。
31日~9月2日にかけての米軍の予想進路によると、台風の中心は高知県沖に留まったままです。勢力は今より弱まるとしていますが、台風が停滞するのは気持ち悪いです。
明日は東海道・山陽新幹線の一部区間で計画運休が行われます。東海道新幹線は三島~名古屋間は終日運休、それ以外の区間はこだまのみを運行するそうです。山陽新幹線は29日夕方から明日10時頃までは博多~広島間を運休します。
大阪では明日30日~1日に掛けて暴風警報が発表される可能性があります。
https://www.jma.go.jp/bosai/warning/#area_type=offices&area_code=270000
可能性が「中」なので、経験則を踏まえて「ひょっとしたら暴風警報になるかも・・・」程度のニュアンスで受け止めています。気象庁も米軍も台風の進路予想に大きなブレがあるので、大阪で大雨警報が暴風警報が発表されるほど風雨が強くなるタイミングもハッキリしません。
子供は「暴風警報で学校が休みになって欲しい」と浮かれていましたが、「暴風警報が出るか分からないし、出るとしても週末に掛かると思う」と伝えると、気落ちした反応が返ってきました。
学校からは「明日は暴風警報等の発表により、下校時間を前倒しする可能性があります」との連絡がありました。
(8/28追記)
奄美地方を除く鹿児島地方に特別警報(暴風・波浪・大雨)が発表されました。
2024年08月28日13時00分 鹿児島地方気象台 発表
【特別警報(暴風、波浪)】薩摩、大隅、種子島・屋久島地方に特別警報を発表しています。
https://www.jma.go.jp/bosai/warning/#area_type=offices&area_code=460100&lang=ja
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#6/35.021/129.463/&typhoon=TC2412&contents=typhoon
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(8/26追記)
台風10号の予想進路が大幅に変わりました。当初は紀伊半島に上陸する見込みでしたが、8月26日昼時点では鹿児島湾から九州へ上陸する可能性が高くなっています。
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/35.793/131.703/&typhoon=TC2412&contents=typhoon
米軍・気象庁は九州・四国を経由し、岡山県東南部に再上陸するコースを中心に予想しています。大きな違いは速度です。米軍は30日午前9時頃に四国へ再上陸するとしていますが、気象庁は同じ時刻に岡山県に再上陸するとしています。
いずれにしても、予想進路等は今後も変化すると考えられます。いつ関西にやってくるのか、そもそも関西にやってくるかも不明瞭です。台風対策をしつつ、日常生活を過ごすのが無難です。
今週末は関西の天気が大荒れとなる可能性があります。週末の予定には気をつけて下さい。
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関西に台風10号がやってきます。27日午後から28日午前にかけて社会が止まる可能性があります。
気象庁・米軍は27日(火)の夜遅くに紀伊半島、もしくは伊勢湾や大阪湾を北上した後に28日(水)未明に大阪府や愛知県へ上陸する可能性が高いとの予報を発表ししています。
【気象庁】
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/28.837/133.912/&typhoon=TC2412&contents=typhoon
まだ数日先の話なので、予報には若干のブレがあります。しかしながら、紀伊半島を中心とした東海地方~四国のいずれかの場所に上陸する事態は避けがたくなっています。
現時点で発表されている予報を踏まえると、学校や保育所等に影響が生じるのは27日から28日となります。
進路・速度・風速等によっては、早ければ27日昼に大阪府等にて暴風警報や大雨警報等が発表される恐れがあります。また、台風が通過した後も影響が長引くと、28日もしばらくは暴風警報等が継続しかねません。
多くの学校や保育所等は、暴風警報が発表されると臨時休業となります。大阪市の小学校は「いきいき」も臨時休業です。一部には暴風警報でも開所する保育所等や、大雨警報のみで学校を臨時休業とする自治体(神戸市等)もあるので、各施設から配布されている休業基準をご確認下さい。
強く心配しているのは台風10号の進路です。もしも予報されている中心から若干西偏、紀伊水道を北上した後に大阪湾から上陸すると、関西各地に甚大な被害をもたらした平成30年台風21号と同じ進路となります。
週明けにはほぼ確実に台風が関西へやってきます。台風対策は極力週末の内に行って下さい。南海トラフ巨大地震臨時情報に際して購入した備蓄物資や防災グッズ等があれば、そのまま転用するのが賢い方法ですね。
鉄道の計画運休も想定されます。JR西日本は広範囲で計画運休を行うでしょう。他私鉄や大阪メトロも一部区間での計画運休が想定されます。
子供が学校や保育所等へ通っている子育て世帯の方は、27日や28日は仕事を休まざるを得ない可能性があります。早め早めの備えが肝心です。