大阪府内で手足口病が大流行しています。第23週(6月3日から6月9日)に大阪府内の定点医療機関から報告された患者は7.33人/週でした。警報レベルです。


https://www.pref.osaka.lg.jp/o100050/iryo/osakakansensho/teashikuchi.html

主な症状は口の中や手足にできる水疱状の発疹です。発熱する児童もいます。

我が家がお世話になっている保育園でも0歳児クラスや1歳児クラスで大流行しています。園内での患者数が日々目まぐるしく変わっています。

主な感染経路は飛沫感染・接触感染・糞口感染です。多くの児童が集団生活を過ごす保育園で流行りやすいのも当然です。

保育園でも相当気を付けており、オムツ交換はゴム手袋を用い、アルコール消毒も行っています。が、園児同士の接触を排除するのは不可能です。

我が家の子供も昨年に感染しました。園からは「解熱したら登園できます。が、口の中の水疱が痛むと給食を思うように食べられないので、その点を留意して欲しい(=水疱が治まるまで出来れば自宅で・・・・)」と言われました。

重要な対策は「手洗い」と「排泄物の処理」です。

コロナ禍で「手洗い」が強く推奨されましたが、今も継続できていますか? 消毒用アルコールの減りが緩やかになっていませんか?

オムツ交換時の対策も大切です。自宅だとその都度にゴム手袋を着用するのは難しいかもしれませんが、交換後にしっかりと手洗いするのが重要です。

ここ1か月ほど、立て続けに家族の誰かが体調を崩しています。未だに人混みではマスク着用を徹底し、手洗いも頻繁に行っています。同様の対策ができている子供も健康ですが、手洗いやマスクをしなくなった他の子は学校を休んだり、鼻水がなかなか止まりません。

夏本番がやってきました。これからはアデノウイルスによる咽頭結膜熱(プール熱)が流行りやすい時期です。水面下で新型コロナも燻っています。

無理なくできる範囲での感染対策を続けていきたいですね。