ネットサーフィン中にたまたま見つけました。駿台・浜学園(関西)が作成した「北野・茨木・豊中高校(公立トップ校)に合格するための「戦略・打ち手大全」大阪府公立高校入試」がとてもよく出来ています。

「北野・茨木・豊中高校(公立トップ校)に合格するための「戦略・打ち手大全」」です。高い合格力を誇る駿台・浜学園が文理学科や難関公立高校に必要な学力や戦略を解説しています。」と銘打っています。

誰でも見られるダイジェスト版が公開されています。

2020年度から2024年度入試における北野高校・茨木高校・豊中高校の入試当日の得点例(英検有無を考慮した素点!)を用いた「大阪府公立高校入試の傾向と対策」、各科目別(英語・数学・国語・理科・社会)の学習スケジュール・必要な力・合格に向けた戦略・入試分析が主な内容です。

上記3高校以外でも、北摂地域から多くの中学生が受験する春日丘・千里・池田・三島・箕面高校についてもしっかりと取り上げています。

北摂地域以外の高校の受験を考えている場合は、北野→天王寺、茨木→大手前・三国丘、豊中→高津・四條畷、春日丘→生野・岸和田・泉陽、千里・池田・三島→寝屋川・東・清水谷・夕陽丘・八尾・冨田林と読み替えられるでしょう。

これだけでも参考になる内容ですが、更に「戦略・打ち手大全 完全版」(約70分)も視聴できます。駿台・浜学園のウェブページからメールアドレスを登録もしくはLINEでともだち登録をすると、URLを記したメッセージが届きます。

完全版は下記の構成です。差し支えがない範囲で簡単にご紹介します。特に参考になる箇所は太字で強調しています。伏せた方が良いと判断した部分は「○○」としています。

1.大阪府公立高校入試の傾向と分析【最新版】
・北野、茨木、豊中高校の合格率は69.4%、駿台浜の合格率はこれを上回る。
・英検取得率が年々増加
・英検リニューアルに伴う難易度変化に注視している
・英検取得率は○○高校から差が出る
・文理学科受験に英検2級は必須!!
2020年度~2024年度入試における北野高校・茨木高校・豊中高校合格者の入試当日の得点例(素点+英検+内申)及び入試傾向
・「内申+理社」はとれて当たり前

2.志望校の決定と対策
・奈良の入試からスタート、京阪神統一入試、大阪府公立高校一般入試へと至る。
北野高校及び豊中高校の受験でも、内申点によって合否が別れる(入試結果より)
・文理10校、春日丘、千里、池田、三島、箕面高校の受験者は数学で○○点は欲しい。
・私立併願校の実質倍率及び得点表
公立本命校毎の併願パターン
・大阪府立高校のレベルは全国トップクラス

3.国語の傾向と戦略
・各科目毎の強みや弱み等の分析ができていない生徒がいる。
・世の中の動きとは違う1年となる。
・2024年は抜き出し問題がなかった。
・作文問題は大変。
・現代文、作文、古文の今後のポイント(詳細は完全版で)
・子供はじっくり深く考える事が出来ていない、落ち着いて考えてみるのが大切。

4.数学の傾向と戦略
・北野高校、茨木高校、豊中高校の受験者の平均点を説明
・不合格にならない点数を取るのが重要。
・1学期は中3の基本的な内容を終了及び代数分野(方程式)を強化、夏期講習会では空間図形に着手する。
・2学期以降はC問題寄りの問題演習が中心となる。
・学力と実戦力が重要
・入試はマイノリティが不合格に、マジョリティが合格する。

5.英語の傾向と戦略
・リーディングは30分で2800語を読む、リスニングは25分で選択問題2題及び記述問題1題を解く。
・情報処理の速さ、大学入試以上のスピードが要求される
・更に文構造も複雑
・2024年は急激に難化、精神面でのプレッシャーが高く、そもそも所要時間が足りない。
・授業では精読、速読、リスニング、英作文を強化する
・英検は今年から新形式になる
・5月の第1回試験でのスコアが○○○点以下だと年度内の取得は難しい。
・英検が易化した場合、及び難化した場合毎の対策。

6.理科・社会の傾向と戦略
・茨木校から茨木高校を受験した中学生の平均点は、理科社会共に9割。満点も何人かいる。
・理科は文章で答える問題が増えた。
・理科も社会も国語力が必要
・社会は学校の進みが遅い、終わらないこともある。
・出題分野は地理がやや多い。
・いずれも1学期中に中3分野を終了、その後は基礎力や実戦力を身につける。
・1学期は中1-中2の理社を固める。

完全版は非常に濃い動画です。ダイジェスト版や簡単な説明(上記)だけではなく、ぜひ完全版をご覧下さい。GLHS10校やC問題出題校を中心とした大阪府立高校の熾烈さを理解できます。

改めて中学3年生に求めるのは酷すぎる入試だと感じます。英国数は親世代の大学入試に近いです。ときおり北野高校や天王寺高校等の卒業生と話をするのですが、口を揃えてて「今の入試だったら入学できていない」と話していました。

まだお子さんが未就学児でしたら、「高校受験は遠い先の話だ」と思うのも当然です。しかし、忙しい子育てで月日があっという間に過ぎていきます。

また、中学1年生からの内申や英検(文理学科や普通科上位校)が合否を分けるシステムなので、中学校に入学してから頑張っても追いつけません。小学校高学年からの積み重ねが不可欠です(身を以て実感中です)。

親世代の想像を遙かに超えるほど、大阪府立高校入試のC問題は大変です。