(4/19追記)
女児が持ち出した踏み台の高さは約40センチでした。
ベランダの手すりには女の子が触ったとみられる跡が残っていて、女の子が部屋から自分で踏み台を持ち出し、およそ1メートル35センチのベランダの手すりを誤って乗り越え、転落したとみられています。
女の子の身長は1メートル3センチで、女の子が使ったとみられる踏み台の高さは、およそ40センチだったことがわかりました。https://news.yahoo.co.jp/articles/dba013fbb8b48a6754f675be3a3170e0e6cb7d1b
身長103センチの女の子が約40センチの踏み台に乗ると、目線は高さ約135センチの手すりより少しだけ上に出るか出ないかとなります。もう少し目線を高くしたいと考えた場合、どういった行動を取ったと考えられるでしょうか。
テレビ新広島が同じマンションの別部屋を取材しました。ベランダの手すり部分の一部に子供が足を掛けられる程度の段差があります。コンクリートの土台部分(高さ70センチ程度?)と手すり部分の間です。
踏み台を経由して段差に足を掛けて乗り移り、景色を眺めている内にバランスを崩したのかもしれません。
未就学児を育てている親の目線としては、この段差は非常に怖いです。子供の小さな足にはピッタリなサイズです。踏み台等があれば、子供は遊具感覚で乗れてしまいます。マンションを設計する段階で誰も問題視しなかったのでしょうか。
(4/18追記)
女の子は室内から踏み台の様な物を勝手口からベランダへ持ち出し、誤って転落した可能性が指摘されています。
警察によりますと、女の子の自宅の台所近くの勝手口の扉が開いていて、ベランダの手すりの近くには部屋の中にあるはずの踏み台のような物が置いてあったということです。
女の子の身長はおよそ1メートルで、警察は女の子がそれを使って高さ1メートル35センチの手すりを乗り越え、誤って転落したとみて調べています。https://news.yahoo.co.jp/articles/b1552d1d41c290cb045c36a1611147c06b418b7f
この事故を防ぐのは難しいと感じました。まさか子供が勝手口から踏み台の様な物を持ち出すとは想定し難いです。
我が家はベランダやベランダからの景色等に興味を持たせない為に、未就学児は一切ベランダに出さない様にしています。洗濯物を干す際に付いてこようとしても、「お部屋でテレビを見ててね」と追い返しています。
———–
(追記)
女の子は室内から踏み台(もしくは踏み台となる物)をベランダに持ち出していましt。
ベランダには女の子の身長よりも高いおよそ135センチの柵があります。しかし、近くには室内で使う踏み台が残されていて、警察は女の子が母親の目を離したときに踏み台を持ってベランダに出て、誤って柵を乗り越えたとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/53335322bfa3fec52c41c9686d758feaa500ef48
16日夕方、広島市中区の高層マンションで3歳の女の子が転落し死亡した事故で、女の子は家族が目
を離したすきに、何らかのものを踏み台にしてベランダの手すりを乗り越えたとみられることが分かりました。(中略)ベランダの手すりの近くには部屋の中にあるはずの物が置いてあったということで、警察は、女の子がそれを踏み台にして高さ135センチの手すりを乗り越えて、誤って転落したとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd262acf8b74aa4d2fa25c472b2229c9b1909b35
身長約1メートル弱の女児が高さ約135センチの柵から転落するには、相当の高さの踏み台が必要です。少なくとも60センチ程度の高さがなければ、顔が柵の上に出ません。
我が家にも室内に踏み台がありますが、高さは20センチほどです。高い棚に手を伸ばす際に使っています。仮にベランダに持ち出しても、子供が転落するには至らない高さです。
60センチ以上の高さがある踏み台は、少なくとも子供用の踏み台ではありません。階段状になっている踏み台や、椅子等が考えられます。
ただ、まさか子供が踏み台的な物をベランダに持ち出すとは親は考えません。窓が開かないようにするか、踏み台状の物を持ち出せないように紐で結んでおく程度しか対処法が思いつきません。
—————
残念な事故が起きました。広島市中区にあるタワーマンション(53階建)の中層階から3歳女児が転落死しました。
「ドンという音が…」タワーマンション20~30階のベランダから転落か 3歳の女の子が死亡 53階建ての高層マンション植え込み近くで見つかる 広島
広島市の高層マンション敷地内で、3歳の女の子が意識不明で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。警察は、女の子がこのマンションのベランダから転落した可能性があるとみて調べています。
事故があったのは、広島市中区東千田町にあるマンションの敷地内です。
警察や消防によりますと、16日午後6時ごろ、付近の住人から「「ドンという音が聞こえたので、見たら女の子が倒れていた」「女の子が横たわっている」と消防に通報がありました。
マンションは53階建てで、女の子はエントランス近くの植え込み付近に倒れていたということです。
女の子はこのマンションに住む3歳の女の子で、頭などを打って意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
警察は、当時20階から30階ほどの自宅にいた女の子が、家族の目が離れている間にベランダから転落した可能性があるとみて、事故のいきさつを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10e5283a6a75328333e8fc0dc36cfdce0c09114
お悔やみ申し上げます。事故現場はhitoto 広島 The Towerです。広島大学跡地です。
ニュース映像によると、水盤や緑が配置されているグランウエストエントランス付近の植え込みにて鑑識活動等が行われています。
子供は水に強い興味を示します。水たまりに駆け込む、水道の蛇口を開けたり閉めたりする、お風呂の湯船に飛び込む、寄せては返す波に見とれる等、我が家の子供達にも思い当たる節があります。
これまでの報道によると、女児はタワマン20-30階のベランダから転落した可能性が強いと考えられています。鍵が開いている窓からベランダに抜け出し、何か足場になる様な物を上り、ベランダから階下を眺めている内に・・・・という好きが思い浮かびます。
実は春は幼児が窓やベランダから転落する事故が極めて多い時期です。当サイトでも毎年の様に取り上げています。
発端は気温変化です。外気温が温かくなり、窓を開けて外気を散り混みたくなります。解錠された窓から子供が抜けだし、転落してしまうのです。
一つの対策は補助錠の設置です。本来の目的は防犯対策ですが、子供の手の届かない場所に設置する事によって窓が全開きとなるのを防げます。
同時に注意すべきなのは、ベランダに置いてある物です。子供の足場になりそうな物が置いてあると、子供がよじ登ってベランダから下を眺めようとします。子供は頭が重いので、簡単にバランスを崩してしまいます。
3歳女児の身長は約95センチです。この高さでは、ベランダから外の景色は見れません。が、足場になる物に上ると、ベランダから遠くの景色が見渡せます。更に階下の景色を見ようとして身を乗り出すと、あっという間に転落してしまうでしょう。
この年齢の子供は活発に動きます。親が常に気を配るのも限界があります。1人で窓から外部へ出れない構造、仮にベランダへ出ても足場となる物を置かないのが重要です。
ヒトト広島は、窓にシリンダー錠が付いていますが、この角部屋の勝手口だけは、踏み台なしで
3歳児なら鍵が開閉できてしまうサムターン錠です。。
また、角部屋は、足掛かりになってしまう腰壁があります。
腰壁の天端に立つと、わずか560センチの手すりになってしまいます。
この設計段階での検討不足が引き起こした事故かと思います。
ここの住民です。
なぜ、腰壁なんかつけたんですか?と不動産営業に聞くと、上層階との販売金額の差を出すためだと言っていました。。
設計側の検討で、防げた事故ではあります。
本当に悲しい事故です。
ヒトト広島は、窓にシリンダー錠が付いていますが、この角部屋の勝手口だけは、踏み台なしで
3歳児なら鍵が開閉できてしまうシリンダー錠なんです。。
また、角部屋は、足掛かりになってしまう腰壁があります。
腰壁の天端に立つと、わずか560センチの手すりになってしまいます。
設計側の検討で、防げた事故ではあります。
本当に悲しい事故です。