本当に長かった冬休みがようやく終わりました。子供は「冬休みは本当に短かった」と意味不明な話を呟いていました。

小学生の冬休みの宿題は早々に終わったのですが、中学生は最終日の深夜まで掛かりました。

課題とされたプリントや問題集に厚みがあった(といっても計50ページほどですが)のに加え、塾の冬期講習やその宿題及び部活動で時間を取られ、更には年明けの能登半島地震・羽田空港事故に意識が吸い寄せられてしまった為です。

私は「計画的に進めるように、できれば年内に終わらせるように。」と伝えていたのですが、本人の耳には全く入っていませんでした。

何とか滑り込みで課題を提出したと思いきや、翌日には大阪府チャレンジテストが行われました。大阪市内の中学生が一斉に受験します。各校毎の内申点(通知表)の評定平均等を一定範囲に是正する目的を有しています。

大阪府中学生チャレンジテスト(R4)が実施、評定平均範囲の基礎資料に

しっかり過去問を解いてからテストを受けたかったのですが、冬休みの宿題に追われてしまい、過去問は一部教科しか解けませんでした。

チャレンジテストの過去問・正答・平均点等は大阪府ウェブサイトに掲載されています。

中学生チャレンジテスト
https://www.pref.osaka.lg.jp/shochugakko/challenge/

問題難易度は決して高くありませんが、平均点は概ね60点程度です。出題範囲が広く、定期テストの様に的を絞った対策が難しいのでしょう。

解説等が掲載されているとありがたいのですが、大阪府はそこまで親切ではありません。間違えた箇所は教科書の該当部分のページ数を記したり、親が解いた回答例をメモ書きで記して解説しました。

5教科を解いて帰宅した子供に出来を尋ねた所、「まあまあできた」との事でした。子供の話は余り信用できないので、結果が返却される3月を待ちます。

テストは未だ終わりません。今週末には馬渕教室の公開テスト、そして来週末には英検が控えています。

特に英検は会場で受検する従来型の試験としては最終回となります。次回(2024年5月)からは問題形式が変更され、大幅に値上げされます。

英検値上げ!(2024年度より)、22年間で2.27倍~4.7倍に

この回でしっかり合格して欲しいのですが、長かった冬休み中に英検対策をした形跡はありません。口にこそ出しませんが、親は諦め気味です。本人には英検受験に必要な費用はハッキリ示しています。

親世代が中学生だった大昔と比べ、今の中学生は本当にテストが多いです。これほどのテスト等が本当に必要なのでしょう。子供は大変ですし、親も大変です。

しかしながら、大阪で文理学科や普通科上位校へ進学するには避けて通れません。学区撤廃・C問題採用・文理学科の設置等により、進学校への受験競争が著しく激化しました。

中学校入学後に通塾する生徒が大幅に増えるのも道理です。