大阪府内のコロナ感染者は増加し続けています。大阪府医師会サーベイランスに基づくグラフは右肩上がりを示しています。
本来は急激な感染拡大に応じた感染対策が必要で最も基本的な感染対策である「マスク着用」は敬遠されています。大阪でのマスク着用率は低下の一途を辿っています。
お世話になっている保育所では保育士・保護者のマスク着用は「個人の判断」とされています。日に日にマスク着用率は低下し、現在は保育士が約3割、保護者は2割弱まで低下しています。
保育士全体の傾向として若い先生は殆どがノーマスク、年配の先生になるほど着用率が上がっています。保育士全体の傾向として若い先生は殆どがノーマスク、年配の先生になるほど着用率が上がっています。
保育所内で感染が流行していない時期でしたら特に気に留めません。が、現在はヘルパンギーナ・RSウイルス・新型コロナ・その他様々な感染症が確認されています。
懸念しているのは、担当クラスで感染症(特にコロナ)が確認された保育士です。
実は我が家の子供が過ごしているクラスでも新型コロナの感染者が確認されています。子供はノーマスクで仕方ないとしても、そうした子供達と密接に接している保育士でも半数程度がノーマスクです。たとえ暑くてマスクを外したいとしても、感染対策に対する意識の低さが「怖い」です。
更に心配なのは保護者です。保育所には妊娠中の保護者が少なくありません。お世話になっているクラスでもここ半年で少なくとも2人が出産し、今も2人が妊娠中です。非常に気を遣うべき時期なのですが、何故かマスクを着用せずに登園しています。コロナ感染者が確認されたばかりの保育室内でもノーマスクです。
保護者本人や子供に基礎疾患があり、頻繁に救急車を利用している方もマスクを外しています。
いくら個人の判断とは言え、明らかに不適切な判断です。「感染する時は子供経由だから、親は外しても着けても関係ない」と割り切っているかもしれません。が、こうした風潮を後押しした責任は重いです。
また、同じ保育所に通っている保護者がかかりつけ医(マスク着用を要請するポスターあり)でマスクを外している姿も頻繁に目にします。マスクの着用要請を終える前から園内で外していた方なので、「マスクが嫌いなのだろうなあ」という認識はありました。
が、何度もかかりつけ医でノーマスク姿を見かけると、「個人の判断」という罪深さを認識します。なお、かかりつけ医は未だにサージカルマスク(以前はN95)・フェイスシールド・時にガウンという重装備を貫いています。院内は消毒や換気を徹底しています。
これだけ感染者が増えたりノーマスク率が高くなると、特にマスクを着用するのが難しい未就学児と一緒に人混みへ出掛けるのは敬遠してしまいます。夏のイベントも少し離れた場所で楽しむ予定です。帰省するか否かは直前まで検討します。