新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類へ移行しました。大阪市の子育て世帯が関係する施設や店舗等における対策は、どの様に変化したのでしょうか。

私が訪れた場所やニュース等で報じられた施設等につき、一覧表形式で集約しました。

施設名職員のマスクパーティション消毒液
スーパーA全員が着用撤去継続
スーパーB全員が着用撤去継続
区役所全員が着用継続
保育所半数以上が着用(以前から使用せず)撤去
小学校大半が着用(以前から使用せず)
中学校大半が不着用(以前から使用せず)
掛かりつけ医全員が着用継続
高島屋大阪店着用継続
近鉄百貨店着用継続
阪急百貨店個人の判断
阪神百貨店個人の判断
大丸百貨店個人の判断
大阪ガス着用継続

最も意外だったのは、住民票を取得する為に訪れた区役所でした。大阪府知事や大阪市長(前)はマスクを外させる事に積極的な意向がにじみ出ていましたが、身内たる某区役所での感染対策は5類移行前と同じでした。

保育所や学校は5類移行前から変化はありません。子供の話によると、連休明けはマスクを着用していない教職員や児童生徒が若干増えたそうです。

商業施設は判断が分かれました。近所にあるスーパーマーケットはいずれも全店員がマスクを着用していました(個人の判断か業務指示かは不明)。ただ、レジに設置されていたパーティーションは撤去されていました。

百貨店は真っ二つです。ミナミにある高島屋や近鉄は着用継続、キタにある阪急・阪神・大丸は個人の判断とされています。

企業では少なくとも大阪ガスがマスク着用を継続します。同社の藤原社長は「エネルギーを安定的に供給する観点から、クラスター(集団感染)を起こすべきではない」と話しています。

今後は緩やかにマスクを外す人・組織が増えていくと予想されます。一方でコロナが消えたわけではありません。特に重症化しやすい高齢者・有基礎疾患者・妊婦や、ワクチンを適切に接種していない方は要注意です。

我が家は全員がワクチンを所定回数まで接種済・感染済・基礎疾患等はないという、感染・重症化リスクは低い家庭です。それでもマスク着用は継続し、人混みや換気が悪い場所は(可能な範囲で)避けています。

5類になったからといって「全てが自由だ」という気分には全くなれません。ゆっくりと時間を掛けつつ、一艇の感染対策を継続した上で、コロナ禍前の生活を思い出していくつもりです。

夏はどこかに旅行に行けたらよいなあと考えていますが、子供の予定(習い事や部活動)がぎっしり入ってしまいそうなので、早くも諦め気味です。子供が忙しくなる前に旅行できなかったのは悔やんでいます。