速報です。

吉村知事は「今日は宣言を要請しない、状況をもう少し見極める」とコメントしました。

・現時点で宣言は要請しない
・陽性者7日間平均は若干下がり始めた
・全国的に低下傾向
・感染状況をもう少し見極めて判断したい」
・病床逼迫を解消する必要がある
・高齢者の入院、死亡が圧倒的に多い
・特措法に基づき、コロナ患者受入を強く要請
・保健所のファーストタッチや健康観察を行う対象を、40歳以上から65歳以上・重症化リスク有・妊婦等へ変更
・保健所は高齢者施設の対応に集中
・まん延防止等重点措置の延長は当然
・高齢者を守る
・今日のコロナ本部会議は書面決議
・緊急事態宣言の要請は、感染状況を見極め、20日までに決定する
・法律上の確保病床を越えて、患者を受け入れている病院がある。休止病床の活用、自院でクラスターが発生して病床以上の患者を受け入れている病院など。使用率や運用率の記載内容は検討したい。
・病床が逼迫している地域では、早期退院が原則だと基本的対処方針に書き込んで欲しい。
・記者「高齢者の死者が東京より多い理由は?」知事「高齢者に感染が広がっているから、東京は少ない(※東京の死者は遅れて計上される)」
・感染者が減り始めたので、入院者数も減ってくる

雑感です。

「14日に判断する」と発言しながら、「もう少し見極める」というのは矛盾しています。14日に判断云々は無用でした。言葉が軽いです。

高齢者施設の対応に重点を置くのはやむを得ません。が、感染が広がっている10代以下や現役層への対応が無策です。子供の感染を減らしたい旨の発言は皆無でした。65歳未満は事実上の放置です。

感染者を減らしたい意向は皆無でした。感染抑制に関する方策等はありませんでした。このままでは感染者が高止まりします。経済も回らず、子供の活動にも重大な支障が出ます。

気になったのは「基本的対象方針に書かれていない」という発言が繰り返された事です。書いていない事は何もできないのでしょうか。「大阪で高齢者の死者が多いのは、対処方針や分科会が悪い」と責任を転嫁している様に聞こえました。

医療機関の著しい逼迫状況は当面は続きそうです。救急車を呼んでも即座に搬送されないと受け止め、日常生活で大きなケガをしない様に細心の注意を払います。