(追記)
1月5日の大阪府の感染者は200人を越える見通しです。

大阪府の吉村知事は5日、新型コロナウイルスの新規感染者数が200人を超える見込みだと明らかにしました。

1日の感染者数が200人を超えるのは、去年10月6日(209人)以来3ヵ月ぶりです。

先週の水曜日の感染者数は、61人でした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82491521ed0e2189b8c49aee8742451d9d39255b

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新型コロナウイルス第6波が本格的にやってきました。1月5日に沖縄県が発表するの感染者数は約600人と見込まれています。「爆発的増加」としか言い様がありません。

新型コロナウイルスの新たな感染者について沖縄県は5日午前、暫定値で600人前後に上る見通しであることを明らかにしました。沖縄県ではこのところ感染者が急増していて4日も新規の感染者が225人でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220105/k10013415591000.html

https://github.com/CSSEGISandData/COVID-19よりGoogle作成

断定は出来ませんが、感染者の一定割合はオミクロン株でしょう。デルタ株と比べて重症化率は低い(軽症でも辛い症状ですが)とされている一方、感染力は非常に強いと指摘されています。

1月4日に発表された数字となりますが、感染者の約半数は20代です。年末に開催された様々なイベントや会食等で感染が広がったと推定されます。

地域も広範です。テレビニュースでは「アメリカ軍基地から感染が広がった」と指摘されていますが、沖縄南部や島嶼部でも感染者が急増しています。米軍ルートを含む様々な経路から感染が急激に広がっています。

https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/kansen/soumu/press/documents/576hou51274.pdf

年明け以降、大阪府でも感染者が急増しています。昨日1月4日に発表された感染者数は124人でした。1週間前の12月28日に発表された感染者数51人の倍以上です。

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/0104.pdf

大阪も近い内に沖縄県の様な爆発的増加が起こり得ます。いや、起こるものとして対応を考えるべきでしょう。

注目してみているのは、大阪府立学校における教育活動についての制限事項です。変更等は大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で決定されます。

府立学校(府立高校や特別支援学校等)に対する指示ですが、ほぼ全ての市町村立学校がこれと同様の措置を行っているのが実情です。

8月までの変遷は第57回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の附属資料に一覧表が掲載されています。

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00406149/2-2_gakkou0818.pdf

大阪府の対応方針や決定時期等は不明です。ただ、オミクロン株の感染力の強さ、そして子供のワクチン接種率の低さを鑑みると、実効性がある措置が必要です。

あくまで個人的な考えとなりますが、現時点では6/18に発表された対応が適当なのではと考えています。感染リスクの高い学校行事の延期、部活動の練習試合や合同練習の中止です。

部活動(特に運動部)にはより厳しい措置が必要です。中学校や高校でクラスターが発生した事例の多くは部活動を起因とするものでした。課外活動たる部活動によって、本課活動たる授業に著しい支障が生じるのは本末転倒です。理解し難い程の甘い対応が続きました。

学校行事も影響を難しくなってきました。1-2月に予定されている遠足や授業参観は中止になると見込んでいます。この状況では無理です。仮に授業参観が実施されても、私は行けません。

より強い危険が迫っているのは小学校や保育所・幼稚園です。ワクチンを接種できていない子供が集まる施設です。オミクロン株が持ち込まれたら、途端に数十人規模のクラスターが発生してしまいます。

だからといってオンライン化するのは難しいです。小学校高学年ならともかく、中学年や低学年はオンライン授業では十分な学習が行えません。

恐らくは通常通りの授業を続け、臨時休業する学校や学級が頻発するでしょう。大阪市立小中学校の多くでは、未だ4-5月に行われたオンライン学習と給食に併用による授業時間不足を解消できていません。早くも春休みの短縮が浮上し始めました。高校入試にも影響します。

これまで通りの対応を継続するしかないのが保育所や幼稚園です。日々の健康管理や外部人間の立入を制限を徹底しても、ノーマスク・ノーワクチンの子供の間ではあっという間に広がります。

声を大にして言いたいのは「本人・家族の体調不良時は登校園を見合わせる」ことです。当面はこれまで以上に健康管理に気を付けていきます。

今後はパルスオキシメーターが急激に品薄になります。コロナ禍はもうしばらく続きます。体温計と同様、一家に一台準備しておきたいです。子育て世帯では「小児対応」と明記された商品が重要です。