新型コロナウイルスに対する最も有効な予防策はワクチン接種です。しかしながら、これまでに接種できていたのは12歳以上のみでした。11歳以下は接種対象から外れていました。その為か、現在は園児の感染が続き、中には保育所等でクラスターが発生しています。

海外では既に11歳以下への接種が進んでいる国もあり、日本の動きは遅々としたものでした。が、ようやく5歳~11歳にも接種できるメドが立ちました。1月20日に承認、2月に輸入、そして3月から接種開始というスケジュールが予定されています。

厚生労働省は13日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、20日に専門部会を開き、5~11歳の子供への接種を認めるかどうか審議すると明らかにした。

ファイザーは昨年11月、この年齢層を対象とした小児用ワクチンの承認を厚労省に申請。接種開始について、厚労省は今年3月以降となるとの見通しを示している。米国ではすでに同じ年齢層の子供への使用が許可され、接種が始まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4862732257d0fa8269176792bf6c324fcd45126b

 1月12日に会見した松野官房長官は、5歳から11歳までの子供用の新型コロナワクチン接種について現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)で有効性・安全性等の確認を進めていると説明。「薬事承認や厚生労働省の審議会での承認が得られれば、ワクチンが2月から輸入される予定のため、3月以降に接種を開始できる見込みである」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc16d24545fc63376962c5a76422033fdfbeecda

11歳以下の子供に接種させるかに関しては様々な意見があるでしょう。医学的見地に基づく意見から単なる思い込みや偏見まで、様々な主張がネット空間を行き来しています。

当ウェブサイトに何度も記していますが、我が家はできる限り早く接種させるつもりです。子供は「受けるの?」と目を見開いていましたが、受けさせます。

ワクチンには十分な効果があります。それは子供にも当てはまります。mRNAコロナワクチンで10代の子供のコロナによる重症化が防げるという研究結果が発表されました。

オミクロン株でも同様の効果が見込まれるでしょう。大人のワクチン接種済と未接種者とでは、オミクロン株に対する反応が全く違うと聞いています。前者は無症状や軽い症状(38度台の発熱等)で済んでいる方が多いそうですが、後者では39度~40度の発熱や肺炎等も発生しがちだそうです。

2022年1月の日本で最も新型コロナウイルスに脆弱なのは、ワクチンを接種できていない11歳以下です。こうした子供が集まる小学校・幼稚園・保育所等は極めて脆弱です。今日も全国各地でクラスターが発生しています。

子供がワクチン接種を終えましたら、接種予約・接種・副反応等をここでお伝えする予定です。