昨日土曜日は更新がありませんでしたが、日曜日の今日は大阪市立学校園の臨時休業情報が更新されました。
新たに大阪市立11学校園で陽性者が確認されました。
この中にはここ数日中に名前を見た覚えがある学校が複数あります。例えば花乃井中学校(西区)です。
同校は9月1日に陽性者が確認されました。9月2日・3日と臨時休業し、6日から再開する予定でした。
しかし、本日5日に新たな陽性者が確認されてしまいました。
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=j562151&type=1&column_id=1698214&category_id=1676
1日の陽性者と5日の陽性者の関係は不明です。ただ、仮に関係があるとしたら、学校における疫学調査の難しさを示す一端となります。
同じクラスや部活動に属している生徒は濃厚接触者と扱うと聞いた事がありますが、検査で検出できなかったり、非濃厚接触者から陽性者が確認される事もあるでしょう。
中学校が1週間近くも臨時休業となると大変です。しかもこの間には各学校毎の内申点の評価幅を定めるチャレンジテストもありました。
これらにより、9月6日に臨時休業を行うのは27学校園となりました。
臨時休業が長期化している学校園を見て気づいたのですが、平野区の学校の多さが目立っています。人口が多く、保健所や保健福祉センターの業務処理が追いついていない事がうかがえます。
長吉東小学校は何度も「区保健福祉センターからの連絡がない」と繰り返しています(但し同校では3人以上の陽性者が発生)。
大阪府立学校は11校で新たな感染者が確認され、臨時休校を行うと発表されました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
一度に複数人の感染が発表されたり、新たな陽性者の確認によって臨時休業が延長される学校が増えています。
行動が活発で先生の目が行き届かないこともある事から、小中学校より高校の方が校内感染が生じる頻度が高いと感じています。
もしも重症病床使用率が50%を越えたら、府立高校へオンライン授業への移行が要請されるかもしれませんね。高校生が感染し、家庭内で50代の両親が感染したケースも聞きます。