新たに臨時休業を発表した大阪市立学校園は3校でした。

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html

大阪府内の感染者が急減していることに加え、3連休で検査等が行いにくかった為でしょう。家庭から学校への連絡も滞っています。明日発表される休校数が重要ですね。

大阪府立学校は6校で新たに臨時休校を行うと19日に発表されました。

https://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html

ピーク時と比べたら大きく減少しています。こちらも明日発表される休校数が重要です。

月末で宣言解除、それとも延長?

今後の学校・幼稚園や保育所等の生活に重大な影響を及ぼすのは「緊急事態宣言の解除の有無」です。

大阪府立学校・市町村立学校や幼稚園・保育所等における様々な行事等の可否は、緊急事態宣言に大きく左右されます。宣言中は原則自粛・延期や中止とされていますが、解除後は原則可能となります。

政府関係者の1人が、解除の検討を始めたことを明らかにしました。

 菅総理はきのう、総理公邸で関係省庁の幹部らと新型コロナウイルスの感染状況を分析しました。

 政府関係者の1人は、新規感染者数が全国的に低下傾向を示していることから、宣言について“完全に解除するか、まん延防止等重点措置に移行するか議論している”として、解除の検討を始めたことを明らかにしました。しかし別の政府関係者は、沖縄では人口10万人あたりの新規感染者の割合が依然高いことなどから警戒が必要と指摘しています。

 菅総理は今週後半アメリカを訪れる予定ですが、帰国後に19都道府県の宣言解除について最終判断することになります。

https://www.mbs.jp/news/zenkokunews/20210920/4363816.shtml

どちらとも取れる内容ですね。

延長された期間は9月30日(木)までです。今週末(24~26日頃)の感染者や病床使用率等を元に判断し、27-28日に延長の有無を発表するのではないでしょうか。

大阪府は感染者が急減して病床使用率も低下していますが、依然として宣言の基準を満たしています。あと2週間延ばすと、宣言の基準を下回る公算が強いです。

もしも延長されると、学校や保育所等の行事に赤信号が灯ります。

8月から9月に掛けて予定されていた諸行事の大半は、10月以降に延長されています。先生方は「行事を詰め込みすぎてしまい、もう日程調整ができないぐらいだ」と話していました。

宣言が延長され、かつ教委や自治体から「諸行事は引き続き延長する」と要請等があると、いくつかの主要行事は中止になりかねません。

それとなく子供に話を聞いた所、「遠足は弁当が楽しみ(親は大変です!)だから行きたいけど、運動会は練習が大変だから無くなってもいい」と話していました。

学校等における諸行事の中には、前年の内容を踏襲して漫然と続けられていた物が少なくないでしょう。これを機会として、時代に合わせて再編するのも重要だと感じています。

かといって9月末に宣言が解除されると、来たるべき第6波がより早く高くなるリスクがあります。