新型コロナウイルスワクチンにつき、大阪市が一歩を踏み出します。

明日8月14日以降、12歳~17歳の個別接種(ファイザーワクチン)の予約や接種が可能となります。

大阪市 12歳から17歳のワクチン接種 14日以降開始へ

大阪市は、12歳から17歳までの子どもへの新型コロナワクチン接種について接種券が手元に届く14日以降、市が指定した医療機関で順次、予約や接種を開始することになりました。

大阪市では、市内に住む12歳から17歳までのおよそ12万人に向けて、12日接種券を発送し、手元に届く14日以降、接種を希望する人は、市内の医療機関に予約してファイザーのワクチン接種を受けてもらうことにしています。
副反応への対応などから、市が指定した医療機関での個別接種に限定されていて、集団接種を受けることはできません。
また、12歳から15歳までの子どもは、保護者の同伴が必要です。
これまでに、およそ500の診療所が市の要請に応じているということで、市では、子どもたちが接種を受けられる診療所のリストを、14日からホームページに掲載することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210813/2000049765.html

「14日からホームページに掲載する」としていますが、既に13日15時には掲載されています。

「個別接種にかかる取扱医療機関(8月5日現在)」に掲載されているリストに「若年接種可否」という項目があり、接種可能年齢が記載されています。

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/cmsfiles/contents/0000528/528324/01kita0805.pdf

現在は大阪市内で555施設が個別接種を行っています。若年接種を行うのは約500施設なので、殆どの施設が対象となります。

問題となるのは予約が出来るかどうか(今も予約が取れないという話を聞きます)、そして接種するタイミングですね。

様々なケースをシミュレーションしたのですが、実は子供の接種は大人よりタイミングが制約されます。大人の場合は接種翌日等は仕事を休んでしまう事もできます。

しかし、子供が学校を休むのは難しいです。強い副反応が出た場合に備え、1人で留守番できる子供であっても保護者が在宅しておきたいです。

となると、子供が接種するのは金曜日の夜か土曜日の朝しかありません。これ以外に接種すると、副反応と授業等が重なってしまいます。

また、接種後に慎重な対応を学校等に求める必要もあります。接種後はしばらく激しい運動を控えた方が良いとされていますが、これを無視して激しい運動をさせる学校や教員もいるでしょう。

我が家は全員が接種すると決めています。先日に子供から「私も打つの?」と訊かれたので、「打てる様になったら打つよ」と答えました。

明日からは12歳以上が対象となりますが、数ヶ月後には接種対象年齢が引き下げられると見込んでいます。全員が2回接種を行い、パンデミックに備えます。